「干菓子のあられのような紫紅色の可憐な蕾をいっぱいにつけた(蘇芳の)枝は艶にやさしかった」瀬戸内寂聴『花冷え』蘇芳(すおう)は古来より受け継がれる日本色のひとつで、最高級とされた紫に次ぐ上位を示す色です。渋く深い赤色は木の芯に含まれる赤い色素が染料ですが、蘇芳は元来インドやマレーシアなどの熱帯に分布する植物なため、日本では育てることができず、よって多くの蘇芳は奈良時代から輸入に頼っていたようです。このことからも日本の色が必ずしも国産ではなく、海の向こうからやってきた原料から生み出されていた事がわかります。これも美しさを求める日本人の探究心、美意識がもたらした賜物と言えるでしょう。さて花に見るその色は赤というより紫紅。花はハナズオウと呼ばれます。直立する枝を小さな蕾が柔らかに包み、まるで枝全体が一つの花であるかのよう。そろそろ咲いてくるかしら。花色も徐々に春から初夏へと向かいます。今日もいちりんあなたにどうぞ。ハナズオウ 花言葉「目覚め」

「干菓子のあられのような紫紅色の可憐な蕾をいっぱいにつけた(蘇芳の)枝は艶にやさしかった」瀬戸内寂聴『花冷え』蘇芳(すおう)は古来より受け継がれる日本色のひとつで、最高級とされた紫に次ぐ上位を示す色です。渋く深い赤色は木...

4月8日は花祭り。お釈迦様の誕生日といわれる仏教の行事で、誕生日を祝うころにちょうど春爛漫であるところから「花祭り」と呼ばれるようになりました。竹の柄杓でお釈迦様の像に、甘茶を三回注いで拝み、またこの甘茶を飲むことで無病息災でいられると言われます。ちはやふる卯月八日は吉日よ、な今日でした。今日もいちりんあなたにどうぞ。青春は、褒められすぎる季節である春に似ている-サミュエル・バトラークロッカス 花言葉「青春の喜び」

4月8日は花祭り。お釈迦様の誕生日といわれる仏教の行事で、誕生日を祝うころにちょうど春爛漫であるところから「花祭り」と呼ばれるようになりました。竹の柄杓でお釈迦様の像に、甘茶を三回注いで拝み、またこの甘茶を飲むことで無病...

青いお空のそこふかく、海の小石のそのように、夜がくるまでしずんでる、昼のお星はめにみえぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。ちってすがれたたんぽぽの、かわらのすきに、だァまって、春のくるまでかくれてる、つよいその根はめにみえぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。『星とたんぽぽ』金子みすゞ本質とは目に見えない奥深さにあるんだね。今日もいちりんあなたにどうぞ。タンポポ 花言葉「思わせぶり」

青いお空のそこふかく、海の小石のそのように、夜がくるまでしずんでる、昼のお星はめにみえぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。ちってすがれたたんぽぽの、かわらのすきに、だァまって、春のくるまでかくれてる、...

五つ葉は金銭上の幸せ。
六つ葉は地位や名声を手に入れる幸せ。
七つ葉は九死に一生を得るといったような
最大の幸せ。ですって。私は、四つ葉のクローバーを見つけるように幸せを見つけていたい、かな。と言いながら、きっと幸せとは訪れるのではなく、心の中に見つけるものなんだ。なんて独り言でした。今日もいちりんあなたにどうぞ。四つ葉を手にすることより
四つ葉を見つけることを楽しみなさいクローバー 花言葉「幸運」

五つ葉は金銭上の幸せ。
六つ葉は地位や名声を手に入れる幸せ。
七つ葉は九死に一生を得るといったような
最大の幸せ。ですって。私は、四つ葉のクローバーを見つけるように幸せを見つけていたい、かな。と言いながら、きっと幸せとは...

夢は窓辺を過ぎて
眠りは垣根を過ぎる
夢は眠りに尋ねる
僕らは今夜どこで休もうか?小屋は暖かく 子供は小さい
どこに行っても 眠りへ誘う僕らはそこで眠る
子供に歌いかける
眠れ 眠れ 私の小さなハヤブサ
眠れ 眠れ 私の小さなハトウクライナの子守唄。祈りましょう大人たちに安らかな眠りを。願いましょう子どもたちに夢ある未来を。今日もいちりんあなたにどうぞ。ムスカリ 花言葉「明るい未来」スイセン 花言葉「私の元へ帰って」

夢は窓辺を過ぎて
眠りは垣根を過ぎる
夢は眠りに尋ねる
僕らは今夜どこで休もうか?小屋は暖かく 子供は小さい
どこに行っても 眠りへ誘う僕らはそこで眠る
子供に歌いかける
眠れ 眠れ 私の小さなハヤブサ
眠れ 眠れ 私の...

春に三日の晴れはなし、なんて言いますが、四月になり麗かな日和に気を緩ませたとたん、花冷えや晴雨を繰り返す春時雨と、お花見どきのお天気が変わりやすいから困ります。空模様ばかりでなく、人の心や身体も、どうしてよいものかと解らなくなることもしばしばで、四月はひらく月なんていうけれど、戸惑う月とも言えそうです。今日もいちりんあなたにどうぞ。恋の始まりは晴れたり曇ったりまるで4月のようだ。-シェイクスピアジンチョウゲ 花言葉「不滅」

春に三日の晴れはなし、なんて言いますが、四月になり麗かな日和に気を緩ませたとたん、花冷えや晴雨を繰り返す春時雨と、お花見どきのお天気が変わりやすいから困ります。空模様ばかりでなく、人の心や身体も、どうしてよいものかと解ら...

スプーン一杯のお砂糖で、苦い薬も飲めるのよ~映画メリーポピンズの名曲「A Spoonful Sugar 」。出会いって素敵、考え方ひとつで、こんなに楽しくなるのよ。と教えてくれる、この映画がとても好き。どんなにいやだと思う仕事にも、必ず楽しいことがある!今日もいちりんあなたにどうぞ。いい、やらくなくちゃならないこと全てにね、楽しみの要素ってどこかにあるのよ。You see, in every job that must be done, there is an element of fun.Mary Poppins『A Spoonful Of Sugar』ラナンキュラス 花言葉「飾らない美しさ」

スプーン一杯のお砂糖で、苦い薬も飲めるのよ~映画メリーポピンズの名曲「A Spoonful Sugar 」。出会いって素敵、考え方ひとつで、こんなに楽しくなるのよ。と教えてくれる、この映画がとても好き。どんなにいやだと思...

世の中は三日見ぬ間に桜かな-大島蓼太こちらを待たした時間などいにも介さぬ様子、パッと咲いてはパッと散る気ままな桜を眺めては、世の中の移り変わりのはやさを実感するばかりのこの頃です。こないだまで風も水も土も冬のままに冷たかったのが、徐々に暖まりをおびてき梢にも、芽が現れ、春が萌えてゆくのがわかります。花は梅から沈丁花、辛夷から桜、これがすめば躑躅です。世の中ばかりでなく、花の移り変わりのなんと早いことでしょう。そしてなんと愉しい季節でしょう。さあ四月、元気に過ごしてまいりましょう。今日もいちりんあなたにどうぞ。ツツジ 花言葉「慎しみ」

世の中は三日見ぬ間に桜かな-大島蓼太こちらを待たした時間などいにも介さぬ様子、パッと咲いてはパッと散る気ままな桜を眺めては、世の中の移り変わりのはやさを実感するばかりのこの頃です。こないだまで風も水も土も冬のままに冷たか...