月: 2014年11月

今日はエアステ（first）アドヴェント（待降節）。アドヴェントとは、ドイツを中心にしたカソリック信仰が強いヨーロッパ地域において、キリスト降誕を待ち望む4週間をいいます。リースの上のろうそくに、毎週1本ずつ灯りが点され...

今年も秋の終（つい）を迎えました。春のそれは風に吹かれるままに過ぎてゆき、夏は残したセンチメンタルを空にあずけて良しとして、そして秋。秋は、山野で絶唱する鮮烈な紅葉とは対照的な、小春日の中に咲く返り花と共に。これ咲く今頃...

日本人の仕事の美しさは、フォーカスをしっかり定めて集中するところにある、とある記事の中で眼にしました。たとえば、フランスで料理そのものが「おもてなし」だとすれば、日本は、お客様をお迎えするときの「姿勢」そのものに哲学があ...

日本人の仕事の美しさは、フォーカスをしっかり定めて集中するところにある、と眼にしました。フランスで料理そのものが「おもてなし」だとすれば、日本はお客様をお迎えする姿勢そのものに哲学がある。ヨーロッパで花をブーケに束ねるこ...

「花鳥諷詠（かちょうふうえい）」とは、俳人高浜虚子のつくった言葉ですが、通常「花鳥風月」というと、美しい自然風景やそれを愛でる風流をいい、虚子はこの花鳥風月について、「春夏秋冬の移り変りによっておこる自然界（花鳥）だけで...

「花鳥諷詠（かちょうふうえい）」とは、俳人高浜虚子のつくった言葉で、通常「花鳥風月」というと、美しい自然風景やそれを愛でる風流をいいますが、虚子は花鳥風月について「春夏秋冬の移り変りによっておこる自然界（花鳥）だけでなく...

東京神保町に、児童書を専門に扱う書店があるのですが、先日久しぶりに覗いてみたら、とても美しく懐かしい挿絵の一冊に出会いました。モーリス・メーテルリンクの「青い鳥」。そこに添えられた「いわさきちひろ」の挿絵が懐かしく美しく...

先日とある書店で出会ったモーリス・メーテルリンクの「青い鳥」。そこに添えられた「いわさきちひろ」の挿絵が懐かしく美しく、しばし足を止めて魅入りました。幼いころから絵を描くことが好きだったちひろ。童画家になり、家庭を持ち、...

人は誰しも、誰かに「頑張ったね」「よくやったね」と認められたくて、一生懸命になる。大人になると「出来てあたりまえ」な物事ばかりで、他人に褒められることもあまりないですが、でも実は大人こそ、出来なくてどうしようもない時間を...