-北原白秋◎ダリア

北原白秋の歌集『桐の花』にある一歌です。 当時20代後半だった白秋は、隣人の人妻と不倫関係になりました。スキャンダラスに報じられた人気作家は、その恋に落ちるとともに名声も地に堕とし、遂には姦通罪で訴えられるまでとなります...

芥川龍之介◎ホオズキ 花言葉「心の平安」

毎年7月9日・10日は「四万六千日」というご縁日です。これは東京浅草にある浅草寺の縁日がはじまりで、この日に観世音菩薩の功徳に感謝してお参りすると、46,000日分の功徳があるとされることから「四万六千日」と呼ばれます。...

-ジョナサン・ロックウッド・ヒューイ◎オダマキ

「雲は私の母です。風は父。川は娘。私が居ないと人間は私を探しますが、ながく側にいると私は皆から嫌われます。」 「私が泣くと皆喜ぶのに、私が喜び泣かないと、私の喜びは皆を悲しませてしまいます。」 探されたり嫌われたり、喜ば...

一蓮托生◎ハス 花言葉「雄弁」

一蓮托生(いちれんたくしょう)とは、結果のよしあしに関わらず行動や運命を共にすること。よい行いをした者は、ともに極楽浄土で同じ蓮花の上に身を托し、生まれ変わることができる。そんな仏典から出た言葉です。 お互いの夢や目標が...

和泉式部◎エリンジウム 花言葉「秘めた恋」

七月七日に降る雨を催涙雨(さいるいう)といいます。この日に雨が降ると天の川が荒れてしまい、織姫星と彦星の逢瀬が叶わなくなってしまう。故にそれを悲しむ二人の涙ともいわれる雨です。他方では、この日にやっと逢えた二人が、今日を...

-エマーソン◎ケイトウ 花言葉「個性 」

自分で決めたことは、それがどんなことであっても、あなたを幸せにする、本当に。だから大切にしてくださいね、素敵な個性です。今日もいちりんあなたにどうぞ。 あなたが今、夢中になっているものを大切にしなさい。それはあなたが真に...

-与謝野晶子◎カタシログサ

七月二日は「半夏生」。これは「半夏」と呼ばれる毒草が生える日という意味で、昔はその毒気が空気中に立ちこめるからと、畑の作物をとって食べたり、井戸に蓋をする習慣がありました。 この「半夏」の正式名称はカラスビシャクという、...