リョウブ 花言葉「あふれる想い」

  こびない佇まい、とでもいいますか、凡なのです。うかされる様もなく、ひょうと風におされて山から降りて、まあちょうど花が咲きました、ちょうどそれが今でした、とでも。この風を通す色が、壮んな夏を前に「止まる」を知らせてくれ...

海の色。悲しみをのり越える花

お客様のお声が届きました。 __________________________ 直筆の手紙を添えられる点、また、何パターンからも色味が選べる点も良かったです。今回は友人の赤ちゃんが生まれて間もなく亡くなってしまったとの...

コチョウラン 花言葉「変わらぬ愛」

  その昔、田舎の祖母の家には、いつも大きな瓶に仕込まれた紫蘇色の梅がありました。夏休みに集まった従妹たちにとって、きれいな紅紫色のそれを氷水で割って飲むことは、小さな儀式にもにた遊びのひとつだったなあと、その名の通り蘇...

心に向き合う

今月から、新しいお勉強会に参加することにしまして、半年間、隔週で大阪に通うことになりました。「ようやるわ」という声も聞こえてきそうな気がしないでもないですが^^日進月歩、気持ち新たに頑張ります(^^) 今回のお勉強会のス...

バラ紫 花言葉「尊敬」

  昔、誰よりバラを愛したその人の、活ける花といえば、それはそれは艶やかで、しなやかで、ロマンティックで、ただ魅入るばかりに美しかったのですが、先生どんなバラが好きですか、と問うたところ、曰くそれは生まれ育った下町の、都...

スズラン 花言葉「幸せの再来」

今日の東京は雨。雨の日は、自分のために花を飾りましょう。生きているものが身近にあるだけで、気持ちが落ち着きますし、心がふっくらとします。特別ではない、派手ではない、通りがかりの花屋のいちりんを、自分のために。きっと、いい...

オオデマリ 花言葉「約束」

  六曜をご存知ですか?六輝(ろっき)とも言い、中国暦の陰陽五行説からくるもので、日々の吉凶の判断基準とした暦注です。今日は先負(せんまけ=又は、せんぷ・せんぶ・さきまけ)午前中は「凶」、午後は「吉」とされ、「先んずれば...

ナデシコ 花言葉「いつも愛して」

我が子を撫(な)でるようにかわいい花であるところから、「(なでしこ)撫子」と呼ばれるこの花は、古くから和歌にも詠まれるなどして愛されてきた花です。 異名でもある「常夏」は源氏物語の巻名のひとつで、源氏物語では「常夏」を妻...

オダマキ 花言葉「あの人が気がかり」

週末、東京浅草は三社祭で賑わいました^_^ 江戸下町の風情を残した勇壮で華やかなお祭りは、四十四町会ごと、そろいの半纏をまとった担ぎ手たちが、浅草の街全体を、威勢よく神輿を担ぎます。 東京で祭と言えば「神輿」ですが、地域...