ボタン 花言葉「富貴」

  牡丹花は咲き定まりて 静かなり花の占めたる位置のたしかさ 花びらの匂ひ映りあひ くれなゐの牡丹の奥のかゞよひの濃さ この室のしづもりみだるものもなく 床の牡丹のほしいまゝに紅き 花になり紅澄める鉢の牡丹 しんとしてを...

シラユリ 花言葉「純潔」

白百合はその神秘的で清潔な雰囲気から、西洋では「聖なる花」とされます。キリスト教ではマドンナリリーと言い、聖母や聖人に奉げられてきました。アダムの妻イヴは、蛇にだまされ禁断の木の実を食べ、エデンの楽園を追われましたが、そのイヴの流した涙が、地上に落ちてユリになったともいいます。花以想(はないも)の記 

カキツバタ 花言葉「幸せがくる」

いづれあやめかかきつばた」といいますが、乾いた土地でもに群がって自生するのが「あやめ」、池沼の湿地に咲くのが「かきつばた」。アヤメ科のなかでは一番初めに咲くことから「一初(いちはつ)」とよばれます。「かきつばた」の名は、花の汁をこすり付けて染色する「書き付け花」が転じたとも言われ、紫紺の燕(つばめ)がひるがえる様に見え...

すぐ役に立つことは、すぐに役立たなくなる

  銀の匙 という随筆があります。中勘助の自伝的小説、随筆、です。中勘助の「銀の匙」といえば、元灘高校の名物国語教師、故 橋本武先生の授業で知られます。橋本武先生の国語の授業は、中学の3年間をかけて、中勘助の『銀の匙』を...

シャクヤク 花言葉「はにかみ」

  緋芍薬さします毒をうけしより友のうらやむ花となりにき 晶子   あやしむなわれと火焔にやかれては姿ぞほそきひと重芍薬 晶子    仏蘭西の紅き芍薬それなども喜びとして我の目に見ゆ 晶子    どこか浮世離れした趣と、...

スズラン 花言葉「幸せの再来」

Jour de muguet~5/1はスズランの日。フランスではお世話になっている人や愛する人、家族に、スズランを贈る習慣があり、贈られた人は幸せになれると言われています。また、13粒の花を付けたスズランをもらった人は、特に幸せになれるとのこと。 花以想(はないも)の記 フラワーギフト通販