仕事をする上で、いつも意識していることがあります。それは「自分ならどうだろうか」という自己中心的な視点を持つことです。この「自己中心である」ことと「独りよがり」は別であるということをお伝えしたい。
独りよがりは「自分の不足感を満たす」のに対して、自己中心は「自分の心に素直になる」ことで「相手の不足」を満たすことを求めます。混同しがちですが、独りよがりは美徳ではあっても、人の心を動かすことはできません。
人を喜ばせたり心を満たす仕事とは、つまり人の不快や不満、不便を取り去るための発想と探求です。サービスの提供も、ものを作ることも、デザインも、それらは皆、相手の感じる不便や不満、不快を解決するためにあります。そのときに「自分ならどうだろう」「そもそもこれは自分が欲しいものなのか」という自己中心的な視点を持つことは、ひいてはだれかの役に立つ発想源となるのです。わたしはそう信じています。今日もいちりんあなたにどうぞ。
大事なことは、自分の心に素直になることだ
-スティーブ・ジョブズ
リンゴ 花言葉「選択」