見送りし仕事の山や年の暮 高浜虚子

見送りし仕事の山や年の暮 高浜虚子 聖夜が過ぎれば一年の鎮めに忙しなく、「忙」その字をして「心を亡くす」とはまったくです。それでも新年を思えば、一斉に始まる楽しみに心も弾む、これも今なり冬の季感かしら。よかれあしかれ今年...