華を去り実に就く

20150109134538-5399e0310e850c48fd451d16598b259729f007ec.jpg
去華就実(きょかしゅうじつ)とは、みかけの華やかさを求めず,地味で堅実な態度を選ぶことをいいます。余計な飾り立てをせず、実際に必要なことだけに集中する。そんな意味にもとれる言葉です。
早稲田実業学校の校是(こうぜ=教育上の根本精神)でもあるようですね。大切なのは表面より内実であり、簡素であっても心を込めれば、強さと美しさが具わる。その精神は、人におきかえてもモノにおきかえても、それぞれの在り方において、同じことが言えると思いました。
華(か)を去り実(じつ)に就く。あらためてよい言葉です。
キク 花言葉「高潔」