ハボタン 花言葉「愛を包む」
子どもの頃にはまったく心の端にも残らなかった、色や素材のもつ魅力に今さらながら虜。そんなことがよくあります。たとえば絣の着物。赤い塗のお椀。錆の入った道具たち。乳白の花びん。オパール石の生温かな光も。今に至るまで、どこに...
子どもの頃にはまったく心の端にも残らなかった、色や素材のもつ魅力に今さらながら虜。そんなことがよくあります。たとえば絣の着物。赤い塗のお椀。錆の入った道具たち。乳白の花びん。オパール石の生温かな光も。今に至るまで、どこに...
雪月花と称されるように、春は桜、秋は月、冬は雪。でも東京にいると、冬は雪より空、と思います。堅く張ってたたけば応えるような青空。冬は、他の季節には到底みられない、授かりもののような空をします。願えば叶うような高いたかい空...
毎年どん詰まりになってやっと始める大掃除。今年こそ。の思い有で、年末に向けて一週間ごと、少しずつ整理整頓をすすめています。一時期『断捨離』という言葉をよく耳にしましたが、捨てることそのことよりも、捨て方を考えることの方が...
この季節、眩いイルミネーションとともに多く目にする美しいリースたち。リースの丸い形は無限を意味し「始まりもなく終わりもない」永遠、恒常性の象徴です。ほかにもクリスマスを彩るモチーフや色にはそれぞれに意味があり、モミの木を...
この季節、眩いイルミネーションとともに町中で飾られる美しいリースたち。今では様々な色合いで華やかに彩られたデザインを多く目にしますが、やっぱりドイツでの生活を経験した私としては、伝統色の赤・緑・金で作られた、トラディショ...
手袋ほしい。と思わずひと声にした、空気冷たな朝です。ふと手から外す手袋の置きようで、心の動きが読み取れるといいます。小物の使い方や素材の選び方、手入れの仕方に目が行き届くようになったのも、そんな年頃になったということかし...
この次に咲く梅が春を告げる花であれば、冬枯れの庭に咲く椿は冬をあける花。くっきりとした深緑の葉もまた美しく、艶葉木(つやばき)なるこの花の語源にも納得がいきます。週末ふらりと覗いた和菓子屋さんで「椿もち」に出会い、嬉しく...
北国から雪の便り。なんていうほど呑気な降り方でもないようで、知らせを目にして案じております。これでもかこれでもか、と降り続ける雪を相手に、うんざりと我慢くらべの冬でありましょう。どうぞお気をつけてお過ごしくださいね。雪の...