ツバキ 花言葉「ひかえめな優しさ」

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この次に咲く梅が春を告げる花であれば、冬枯れの庭に咲く椿は冬をあける花。くっきりとした深緑の葉もまた美しく、艶葉木(つやばき)なるこの花の語源にも納得がいきます。週末ふらりと覗いた和菓子屋さんで「椿もち」に出会い、嬉しくなって思わずひとつ^_^ 源氏物語にも登場する「椿餅」は、和菓子の中でも最も古いお菓子なのだそう。艶々とした椿の葉に挟まれた道明寺は淡いピンクで愛らしく、可愛いなあと眺めていたら、椿餅の次は柚餅だと、お店の方に教えていただきました。次回を楽しみに。
妻在らず盗むに似たる椿餅 石田波郷
ツバキ 花言葉「ひかえめな優しさ」