いっさいを祓い清める菊の白

大輪の花の上にこんもりと盛られた花弁はたしかに雲のよう。いっさいを祓い清めるよな白菊の白は清らかさの極みです。意思のある白、過去も心も人に語らない、明治生まれの男のような佇まい、ストイックですが優しさを感じます。花の命は...