おもてなしの心

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日本人の仕事の美しさは、フォーカスをしっかり定めて集中するところにある、とある記事の中で眼にしました。たとえば、フランスで料理そのものが「おもてなし」だとすれば、日本は、お客様をお迎えするときの「姿勢」そのものに哲学がある、と。そんな姿勢や規律を重んじるのは、ときに堅苦しく感じますけれど、「礼に始まり礼に終わる」は日本のすべての「道」に通じますし、私たちのおもてなしの原点であるといえましょう。
お花でも、ヨーロッパでは花をブーケに束ねることが「おもてなし」だとすれば、日本は茶の世界でいうなら、花一本挿すだけでも、もてなす気持ちを表現できる。そんな瞬間をアートできる感性、フィロソフィーをもっと誇りに思えたら。心からそう思います。Power of now. 心の美とかたちに集中力を。
ブルースター 花言葉「信じあう心」