心に向き合う

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今月から、新しいお勉強会に参加することにしまして、半年間、隔週で大阪に通うことになりました。「ようやるわ」という声も聞こえてきそうな気がしないでもないですが^^日進月歩、気持ち新たに頑張ります(^^)
今回のお勉強会のスタイルとして、まずはお互いの立場(職種・業態・性別など)が遠い相手とペアを組む、ということから始まりました。で、そのお相手を自ら名指しで(笑)ご指名させて頂いたのは、お魚屋さん。男前です^^ 私が関東の花屋、であるに対して、お相手は関西の魚屋。西と東、魚と花。50代と40代。男と女。さてどうなることでしょう? 楽しみなスタートをきりました。
お互いがコミュニケーションをとる中、自己紹介もかねて、あらためて自身に向きあう時間を与えて頂きました。自分を知る、相手を知る、の自己紹介合戦?のような感もありますが、おもしろいものですね^^ たぶん、もう少し若い頃でしたら、自分に向き合うなんて、めんどくさかったでしょうし、心に蓋をし、相手を受け入れる余裕もなかったと思うのですが、40を過ぎてようやく、自分の人生もなかなかおもしろい、と思えるようになった感じです。
そういえば、お客様とやり取りしていても、「実はこんなことがあって」という言いだしから、そのお客様が今回花を贈るに至った、その経緯、背景にふれることがあります。ご自身のプロフィールや、ご家族の背景、今の思いなど、話してくださる方がいます。おそらく、そんな話をする必要もないんですけれど、とはお客様も気持ちのどこかで思っていらして、でも不思議とそういう時は話がはずむのです。たった一度の「花を贈るかどうするか」の問い合わせにすぎないのですが。
当初は「なんで顔も知らない花屋にそんな話をするんだろう」と戸惑った事もありましたが、ここ最近の自分に置きかえてみたら、その、人に「話せる」ことの心のあり方や、心の許し方が、ちょっとわかったような気がしました。良きタイミングで出会える人とは、きっとかねてから縁がある人だったのでしょう。お客様もしかり。日々お客様から学ぶことも、本当に多くあります。頂くご縁があるからこそ自分も育てられていると、新たなご縁がつながるたびに思いますね。
「伝える」に、前向きでありたい。花で想いを伝えたい、とますます思います。私たちにだからできる「伝える」かたち、よりよい「心に向き合う」サービスの形が、まだ見つかる気がして、またコッソリひとり妄想中です。