ダリア 花言葉「優雅」

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男性的でおおらかな万葉集にたいし、女性的で匂やかな歌風の古今和歌集。「やまとうたは人の心を種として…」ではじまる紀貫之の仮名序には「和歌は人の心を種とし、様々な言葉の葉が繁ったようなもの(中略)花のむこうに鳴くウグイス、水に住む蛙の声をきけば、この世に生きているもので歌を詠まないものがあろうか」と残しています。そんな四季折々の歌、旅の歌、別れ歌もさながら、やはりそこに詠われた恋歌のたおやめぶりたるや、不意に連れていかれそうになるからいけない。秋は歌もいいのです。
うたたねに恋しき人を見てしより夢てふものはたのみそめてき 小野小町
ダリア 花言葉「優雅」