海の色。悲しみをのり越える花

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お客様のお声が届きました。
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直筆の手紙を添えられる点、また、何パターンからも色味が選べる点も良かったです。今回は友人の赤ちゃんが生まれて間もなく亡くなってしまったとの訃報を受け、花以想さんからお花をアレンジして頂きました。赤ちゃんは男の子だったことと、穏やかに眠ってほしいという想いを込め、青く壮大で穏やかな海をイメージして濃いブルーを選択させて頂きました。
本当に痛ましく、悲しい出来事でしたが、相手が一番悲しんでいるのでいかにもという白のみとしてほしくなくて、そして手紙も海をイメージしたブルーの便箋を選びたかったので、自身からの手紙を書き、正式な挨拶文を書いたカードもその中に同封し、それを一緒に送って頂くことができました。お花の写真をお送り頂き、綺麗に豪華なイメージ通りのアレンジをして頂きましたので、とても感謝致しております。この度はありがとうございました。
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実は、お子様のご訃報に接した際の、お供えのお花のご依頼は少なくありません。頂くたび、その悲しみの数だけ、身につまされ、そして人間が人生を全うするということは、まったく「あたりまえ」ではないのだ、と知らされます。また、子をもつ身として、このようなご依頼を頂くたび、子供が丈夫であることに感謝し、健康であることに感謝し、家族がそろって日々を過ごせることに、感謝をせずにはいられません。
お供えのお花についてですが、このごろの傾向として、お子様あてに限定せず、ご命日や周忌法要の花に、お色を使ってご用意することも、以前に比べ多くなりました。逆に、ちょっと余計かな、と思いながらも、お日にちが経った時期に贈る花であれば、一言ご提案をさせて頂くことも増えました。おせっかいな気がしつつも、その花をお受けになる方の心情を考えますと、どうしても一般的な配慮より、もっと近くへ寄り添った、するべき心くばりをご提案せずには、いられないものです。
今回は、自筆のお手紙が届き次第のご用意となりました。海をイメージしたブルーの便箋にしたためられたお気持ち、きっと届いたことでしょう。
ご家族の皆さまの日々が、どうぞ穏やかでありますように。