光を照らそう 明日へ

20131105.jpg三連休の真ん中、唯一所属しているイーコマースの団体である「オンラインショップマスターズクラブ/OSMC」の全国実践会があり、大阪に出向きました。

2002年の開業以来、たいへん多くの学びの機会を与えて頂いたOSMC。数々の出会い、時間、チャンス、気付き、そして人にめぐりあい、育てて頂きました。心から感謝しております。
さて毎年この全国実践会にはメインテーマがあります。
2011年は勇気。「TRY!」でした。そして2012年は循環。「Forcus!」
そして今年2013年は確かシンプリティ、だったような気がするのですが^^ 私としてはいろんな意味を込めて終始「Shine a Light」な一日でした。 
以下、おおむね余談です(笑)
今年は記念すべき第10回全国実践会、ということもあり、光栄にも壇上で会長にお渡しする花束のご依頼をいただき、その制作をするにあたり森本会長、OSMCにイメージしたのは偶然?にも「光」でした。
こんな話を誰にしたところで伝わらないと思いつつ。「フランドル風」な花束、そんなことを思いついたその「フランドル」とは、1600~1800年ころのバロック時代が背景にあり、レンブラントやルーベンス、フェルメールが多くの絵画を残した時期に重なります。その作品の特徴(のひとつ)として、豊かで多彩な色、ディティール、モチーフが一つのフレームの中でうまく調和しており、争わず、そしてそこには柔らかくおだやかな「光」がさしている、ざっくりですが、そんな印象です。
そんなテーマが私の中で、OSMCという人間模様の集合体にピタリとあてはまりました。
日本人は秩序に安心を覚える性質ですので、花の制作でも、同じ色、同じ形、同じ出身、同じ方向、それを選択することにより、そこにある秩序とロジックに助けられることは多く、それに従えば制作もわりと簡単で、悩むことも少なくてすみます。
でもときに、それだけでは個性がなく、ふくらみがなく、遊びがなく、陰影もなく、夢がなく、面白くなく、何より「らしさ」がなく、だからそれはそもそも 自分じゃない。ということにも気づかされます。
というそれは、きっと花に限ったことではなく、人に置き換えても同じだと私は感じています。どのようなグループ、組織、地域のコミュニティであっても、どんな人が集まったとしても、そこにはルールとは別に、人と人が調和するための絶妙な「バランス」が必ずあると思っています。
私はわりと気が長いので^^人や環境の変化を見守ることが苦ではなく、3~10年なら待てるのと、その時間を楽しめる気がするのは、子育ての経験に学んだのか、のん気なのか、やっぱりちょっとヘンなのか。
でも時間をかけてでも、かわっていく何かが必ずあること、今が全てではないと解っているから、その変化の過程を楽しみつつ静かに見守っていたい。そして光を照らす。そんな支援者の思いに、今回あらためて共感しました。
私にも今、光を照らしたいひと達がいます。そしてもっとお客様のお役にたちたい。
そんなことをあらためて心にした今年のOSMC全国実践会でした。
いただいた10年から、与える10年へ。 私たち自身の素晴らしいことに今、光を照らそう。
Shine a Light.