La Dame aux camelias(椿の花の貴婦人)

IMG_2582.JPG花言葉「誇り、完璧な魅力」椿の花。鮮やかな紅色、白、紅白の絞りなど色様々に眼を楽しませてくれます。

ロマンティックな印象を根付かせたのはウェルディの歌劇「椿姫」。原題は『道を踏み外した女』を意味するLa traviata(ラ・トラヴィアータ)。日本では原作小説『椿姫』と同じ「椿姫~La Dame aux camelias(椿の花の貴婦人)」の意訳)のタイトルで上演されることが多いようです。

「この世の命は短く、やがては消えてゆく。ねえ、だから今日もたのしくすごしましょうよ!」とヒロインのヴィオレッタは歌い上げます。悲劇でも音楽は明るく、華やかで力強さを失わないヴェルディらしさが発揮された代表作。

辛いことも、悲しみも、力にかえて笑い飛ばしたい。さあ新しい一日のはじまりにエールを。さあ今日も良き一日を。

 楽しもう、酒杯と歌は 夜と笑いを美しくする 。 
 この楽園の中で 新たな日が、私たちを見出すように。
 
          ヴェルディ「椿姫」より乾杯の歌