君を夏の日にたとえようか

    君を夏の日にたとえようか。 しかし君の方がずっと美しく、おだやかだ。   荒々しい風は五月のいじらしい蕾をいじめるし、 なりよりも夏はあまりにあっけなく去っていく。     時に天なる瞳はあまりに暑く輝き、 かと...

ホオズキ 花言葉「自然美」

子どもの頃、祖母に倣いそっと針でつついたつもりも、 無残に種が飛びちり、母に笑われたほおずきの思い出。 お盆に飾るほおずきは、ご先祖様を「おかえりなさい」と お迎えするための提灯がわりに飾られます。   四万六千日 浅草...

7月7日は小暑

温風至(あつかぜいたる) 暦は正直といいますか、7月7日は小暑、この日をさかいに本格的な夏が始まるとされ、まさにその前日東京は梅雨があけ、今週から全国的な猛暑にみまわれた日本列島。アツイ!!!   夏に体を預ける準備もま...

催涙雨(さいるいう)

東京も梅雨が明けたようですね。さて、明日は七夕。 陰暦七月七日の夜、夫婦星といわれるけん牛星とおりひめ星が、天の川にかかる「かささぎの橋」を渡り、年に一度の逢瀬を許されるという伝説に基づきます。 七夕に降る雨は催涙雨(さ...

ワーグナー「パルジファル」第三幕

  パルジファル「今日この草原は何と美しく眼に映ることでしょう。 確かに私は、奇蹟のような花たちに出会い、求められるまま頭の天辺まで巻きつかれましたが、こんなにも穏やかでたおやかに咲き誇る花たちを見たことはあり...

心をよせて

困っている人がいたら、大丈夫?という気持ちで傍にいてあげなさい、声をかけることができなくても、傍にいてあげる、それならあなたにもできるじゃない?と子供へ。 勇気がなくても、目をそらさないことは、声をかけることと等しく心あ...

夕立は馬の背をも分ける

朝はすずしいと思って過ごしていれば、昼はギラギラ、そのうちみるみる雲がはって、こちらはにわか雨、あちらは晴れ間とせわしない空模様。雲を眺めてるだけで1年の折り返しを知るきょうびです。あーあ、もっとゆっくり夏になってくれて...

桔梗 花言葉「変わらぬ愛」

いよいよ苦しいときに、ムリしてでも精いっぱい笑えたら、その一瞬の笑顔を褒めてあげようじゃないか、と思うのですがどうでしょうか。大人のくせに、ムリして笑うなんてまったく不自然ですけれど、それは、ころんで膝をすりむいた子供に...