白ばらの匂う夕べは

a0960_000346.jpg花はいつも私たちのそばに。

音楽では喜びや悲しみとともに、文学では情景を目に浮かべ、歌劇ではドラマティックに、俳句で日本の四季を堪能し、詩歌で心を寄せあい。
きっと誰もの記憶にある花の姿だから、それを思い出すことも、ひとつ愉しみかなと思っております。
 
花を見て懐かしんだたり、思い更けたり、古い記憶を辿るきっかけになったり。そんな楽しみ方もあると思うのです。


 白ばらの匂う夕べは 月も夢を見ている 
 窓辺のまがきの闇にもほのかに 
 別れた友の手 ひとりおもう
     ネーゲリ 曲 高橋伸夫 詞