7月 白ばらの匂う夕べは Posted on 2013年7月25日 花はいつも私たちのそばに。 音楽では喜びや悲しみとともに、文学では情景を目に浮かべ、歌劇ではドラマティックに、俳句で日本の四季を堪能し、詩歌で心を寄せあい。 きっと誰もの記憶にある花の姿だから、それを思い出すことも、ひとつ愉しみかなと思っております。 花を見て懐かしんだたり、思い更けたり、古い記憶を辿るきっかけになったり。そんな楽しみ方もあると思うのです。 白ばらの匂う夕べは 月も夢を見ている 窓辺のまがきの闇にもほのかに 別れた友の手 ひとりおもう ネーゲリ 曲 高橋伸夫 詞