安居(あんご)

安居(あんご)という言葉があります。

 

インドにはじまった安居は、雨期に成長する草木や昆虫、小動物に対し、この時期だけは無用な殺生をしないように、僧侶たちが一定期間一か所にこもって、修行しようというものです。

安居(あんきょ)というとそれは「気楽にのんびり暮らすこと」を意味します。

 
どちらもそれぞれに「バランスを取り、あせらず心安らかでありましょう」という訓えに通じる気がしました。すこやかに。