元始 女性は太陽であった

日本の女性解放運動の草分けとしてしられる、平塚らいてうは、戦前戦後にわたり、女性が自分の意思で行動できる社会をめざした思想家です。

神話時代、古代の社会において女性は母系社会の主役であり、その地位は高く、しかし時代をへてその地位は低くなったことを、他の光で輝く「月」にたとえ指摘しました。

女性の奥義を求められる時代に『新しい女』のレッテルひっ提げ、思想を声にし行動した女性の強かさ。ここにひとつの学び得て、自身にはますますしなやかでありたい、と心するきょうびです。



元始、女性は実に太陽であった。 平塚 らいてう