芍薬

DSCN8121-thumb-400x400-149.jpg今朝は事務所に着たら シャクヤクが満開。 

古代ギリシャ人はこの植物には神聖な起源があると信じていたそう。それはつまり、夜に輝く力を持った月の光の所産と信じたからだそうです。 ヴィクトリア朝では乳歯の生え出しに力をかしたり、ひきつけを予防するといって、子供たちの身を守る存在としても愛されました。
「月が欠けるときにシャクヤクの種子を集めて子供たちの首にかければ、妖精や魔女の出没から身を守ってくれる」そんな魔法の花なんですって。 花の鑑賞期はまさにこれから。 花色も淡紅、白、濃紅、深紅、絞りなど、冬の椿の艶を引き継ぐかのように、初夏の日差しを浴びて咲き誇ります。
「立てば芍薬 座れば牡丹」とたとえるように、その美しさから「顔佳草(かおよぐさ)とも呼ばれるそう。牡丹に似ていますが、冬はすべてが枯れて休眠するのが特徴です。今日もいちりん あなたにどうぞ。