あざみ

スコットランドの国章「守護アザミ」伝承の話。時はデンマーク戦争。敵は王城を夜襲してきたが、裸足の兵士がアザミを踏み大声をあげた為、スコットランド陣営は敵の来襲を知り、即出撃し敵を壊滅したそうです。花言葉は「報復・独立」。...

オランダとオレンジ色

オランダとオレンジ色の話。オランダ独立を勝ち取ったオレンジ公にちなんだオレンジは、オランダ人の最も好む色。サッカーのユニフォームもオレンジですね。国旗も元はオレンジ・白・青の3色だったのが当時の染料ではオレンジが退色しや...

ヘリオトロープ

今日は梅雨晴れ間の洗濯日和。気持ちいいですね(^^)石けんの香りの花、ヘリオトロープ。ペルーでは愛の薬草、ドイツでは神の薬草、フランスでは恋の薬草、日本では香水草。ギリシャ語で「太陽の方を向く」の意味、でも実際は太陽のほ...

今日は雨匂う朝

今日は雨匂う朝。水の似あう花。紫陽花、菖蒲、すいかずら、うつぎ、芍薬、鉄線花。埃っぽい土の匂い、アスファルトの匂いに交り濃厚な花の香りがにおい立つ。そう、これぞ夏の匂い日本の夏の香り。ほんの少し昔を思い出すホームシックの...

夏の香に山葵

夏の香に山葵。「大根は生えるまま山葵は逆から(おろす)」です。山葵色とは摩り下ろした山葵のような明るく渋い緑。「山葵と浄瑠璃は泣いて誉める」といいますが、サビで泣かせる山葵と義理人情の機微で泣かせる浄瑠璃をかけた粋な江戸...

薄荷

今日は何となく香りの話。すっきりな香りといえばハッカ。佐久間ドロップの白いつぶ。カラカラ缶を振ってそれが手のひらに落ちるたび、外れと思った子供のころ。でも今はみんなミント味になった。地味な日本のハッカはどこに行ってしまっ...

くちなし

6月はクチナシ。花言葉は「とても幸せ」「喜びを運ぶ」。天国に咲くといわれているこの花は邪悪なものを追い払うといわれてます。眺めていると気持ちが落ち着いてくるのは、この花に消炎、鎮痛の作用があるからですって。

眠りのハーブ

眠い時間はラベンダー。古くは恋人達の愛情の印に与えあったラベンダー。マイケル・ドレイトンの詩で「彼は少女からラベンダーを送られてその愛情を示され全ての願いを聞き入れた。」と書き、花言葉も「容認」。そのさわやかな香りは清潔...

ラベンダー

ラベンダーと言えば。庭のラベンダーが繁茂すると、その家の娘は結婚できないと言われ、そこから「ラベンダーはオールドミスの庭にだけ生える」という言い習わしが生まれたようです。