3月 いつか 都会暮らしが長くなった今、田舎で育ったあの頃の、野原や山の中で摘み草をした経験は、もう一生忘れることはないのだろうと、春が廻ってくるたびに思い出しては嬉しくなり... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.03.18
3月 朧月 昨晩は朧月。ぼうっとしてはっきりしない様子を朧(おぼろ)といい、それを昼間に見れば霞(かすみ)といいます。あわい水滴をまとった春霞、ぼんやり丸いおぼろおぼろな春... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.03.05
3月 太陽の塔 再生 芸術家 岡本太郎が手がけた太陽の塔が、48年ぶりに内部公開とのこと。この鮮やかな再生に、胸を躍らせているひとりです。外観にある黄金の顔・太陽の顔・黒い太陽は... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.03.19
3月 アネモネ 春のはじめに吹くおだやかな春風と共に花がひらき、二度めの風で花を終えるといわれるアネモネ。ギリシャ神話に登場するなど古くから愛されてきた花であり、聖書においては... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.03.04
3月 桜 岡本かの子 欲望に抗うことなく恋愛に生きた、岡本かの子の奇妙な私生活。近年では小説や舞台にもなりましたので知られるところですが、歌人としては、おんな夏目漱石と評されるほどの... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.03.19
3月 色彩は自然の微笑み 色彩は自然の微笑み、と言った人がありましたが、春の色は見ているこちらまで微笑ましくなりますね。まろやかな光を感じさせてくれるし、懐かしく漂う匂いがあり、ひとつひ... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.03.03
3月 春分の日に 春分の日を迎えました。東京の空は隙間なく曇りきり、雨は折々に降っています。今日は十二月ほどの冷たさ、明日には四月の暖かさになるそう。三寒四温が続きますね。皆さま... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.03.21
3月 花の笑み 三月 花の笑、花の顔(かんばせ) 花のくちびる、みな花の上をいふなり。花の笑とは、花が美しく咲くことを表します。花の顔は花咲く姿、くちびるは花弁のこと。「笑う」には「... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.03.01
3月 春雨 絹糸のようにしらしらと、降るとも見えぬ春の雨。そろそろ止んでもいいんじゃないかしらと思うのに、今朝もまだまだ降っています。けれどこうして木々を濡らし、蕾をほぐし... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.03.22
3月 春愁 日に日に暖かくなり、心うきたつ春。反面そこはかとない憂いに満ちたり、もの思いに耽るのも、この季節の通例のようです。胸の奥にあるかすかな痛み、なまりのような不安を... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.03.09