7月 浜辺の歌 あした浜辺をさまよへば むかしのことぞしのばるる風の音よ雲のさまよ よする波もかひの色もゆふべ浜辺をもとほれば 昔の人ぞ忍ばるる寄する波よかへす波よ 月の色も星... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.07.31
8月 葉月 八月になりました。旧暦の八月は葉月。広葉樹が色付きはじめ、だんだんと美しくなる月であることから、そう呼ばれます。しかしながら都会では、広葉樹も桜やケヤキと限定的... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.01
8月 白ばらの匂う夕べは 白ばらの匂う夕べは月も夢を見ている窓辺のまがきの 闇にもほのかに別れた友の手 ひとり思う白ばらの匂う夕べは月も夢を見ているそよ風の 薫る夕べは星も空に輝く庭の闇... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.05
8月 立秋 立秋萩原朔太郎洞窟の壁にふんすゐあり、さかづきをあぐる一聯れんのひと、秋ちかければ玻璃ながれ、空氣は谷間をくだる。立秋を迎えました。立秋は、文字どおり「秋が立つ... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.07
8月 初秋にて 秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞ驚かれぬる藤原敏行『古今和歌集』(立秋を過ぎたからといって、秋が来たと目にははっきり見えないけれど、風の音によっては... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.08
8月 夏の日の歌 青い空は動かない、雲片一つあるでない。 夏の真昼の静かには タールの光も清くなる。夏の空には何かがある、いじらしく思わせる何かがある、 焦げて図太い向日葵が 田... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.11
8月 新盆 「新盆(にいぼん)」は、ひとが亡くなり、忌明け後に最初に迎えるお盆のこと。「あらぼん・しんぼん」ともいいます。呼び名はどれも正解です。初盆というのは比較的、西日... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.12
8月 夜の秋 昼間は炎暑が続いているものの、夕暮れにもなるとやわらかな風を感じるようになりました。昼間の空はまだ夏だけど、夜の風には秋の気配。このように、夏のたたずまいを残し... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.18
8月 一房の葡萄 有島武郎の短編に『一房の葡萄』というのがあります。もともと好きな作家ではありますが、このちいさい物語にひろがる色彩豊かな描写と美しい筆致は、またも読んでひと目に... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.21
8月 台風雑記 台風と云ふ新語が面白い。立秋の日も数日前に過ぎたのであるから、従来の慣用語で云へば此吹降は野分である。野分には俳諧や歌の味はあるが科学の味がない。勿論「野分の又... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.23