12月 南京櫨(なんきんはぜ) 年末多忙短日、寒さや疲れで身も縮みがちですが、すべてを拭い去ってくれるような景色が冬にはあります。週末の景色には、忘れかけていた大切な思いに気づかせてくれる植物... 更新日:2024.11.05 公開日:2023.12.11
12月 鐘 鐘は鳴らさなければ鐘ではない。歌は歌わなければ歌ではない。愛もまた、人に与えるまで愛ではない。愛は心に秘めておくために与えられたのではないのだから。映画『サウン... 更新日:2024.11.05 公開日:2023.12.12
12月 藪柑子(やぶこうじ) 正月に飾る植物として欠かせないものに「赤い実」があります。色の少ない冬にパッと眼に飛び込んでくる鮮烈な色は、まるで紅葉の絢爛をうけついだかのようです。それほどの... 更新日:2024.11.05 公開日:2023.12.13
12月 くるみ割り人形 あなたが醜いからって私は蔑んだりしないわ『くるみ割り人形とねずみの王様』『白鳥の湖』『眠れる森の美女』にならぶ三大バレエ組曲のひとつ『くるみ割り人形』。軽やかに... 更新日:2024.11.05 公開日:2023.12.14
12月 Sixteen Going on Seventeen(もうすぐ17才) 先日の投稿「鐘」で、映画『サウンドオブミュージック』の言葉を紹介しましたところ、この映画をご覧になった方からどの場面にでてくる言葉かというご質問をいただきました... 更新日:2024.11.05 公開日:2023.12.15
12月 星霜(せいそう) よるになったらほしをみるひるはいろんなひととはなしをするそしてきっといちばんすきなものをみつけるみつけたらたいせつにしてしぬまでいきるだからとおくにいてもさびし... 更新日:2024.11.05 公開日:2023.12.16
12月 「銀杏の葉」Ginkgo Biloba 東京はいま銀杏が真っ盛り。まるで賛歌のように降り注ぐ黄葉は、春の花吹雪を思い出させるほどに美しく幸福感に満ちています。そのあたり一面が絨毯敷きのように黄色く染ま... 更新日:2024.11.05 公開日:2023.12.17
12月 ギンバイカ(マートル)と花の古典 西洋に伝わる古い詩や伝説にたびたび登場する植物にギンバイカ(マートル)があります。漢字で書くと「銀梅花」です。見ての通り梅の花に似ています。ただ「ギンバイカ」と... 更新日:2024.11.05 公開日:2023.12.18
12月 泉鏡花と『天守物語』 日本には花の名所があるように、日本の文学にも情緒の名所がある。泉鏡花氏の芸術が即ちそれだ。と誰かが言って居たのを私は覚えている。併し、今時の女学生諸君の中に、鏡... 更新日:2024.11.05 公開日:2023.12.19
12月 猩々(しょうじょう)とポインセチア きのうの投稿で泉鏡花の『天守物語』について触れましたが、一二月大歌舞伎の第三部は天守物語ならびに『猩々』もあり、双方合わせてたいへん見ごたえのある演目でした。h... 更新日:2024.11.05 公開日:2023.12.20