大寒

「小寒の氷大寒に解く」とは、物事が必ずしも思いのとおりにいかないことの喩ですが、そんな意味とはうらはらに、今日はおだやかな寒日和、二十四節気 あたたかな大寒でした。これも待てば海路の日和ありかしら、なんて。 . ともあれ...

利休七則

西洋における宗教では「自分がされて嬉しいことを他人にもしなさい」と教え、孔子は「自分がされて嫌なことは他人にもしてはならない」と、利休は「相手がされて嬉しいことを他人にもそうしなさい」と説きました。それぞれに心ありですね...

日本の赤色

古くから、日本人の見る赤色には「魔除け」の意味があり、厄を払い善きものをよぶとされる、神聖な色でありました。お祝いの席にみる紅白も、おめでたいときにいただくお赤飯の赤も、それぞれに諸説はありますが、健やかな成長や将来をよ...

花びら餅

元旦から七日の松の内もすぎて、十五日は小正月。年末年始に忙しくした女の人を労って、女正月ともいわれます。この頃にお目見えするお菓子に花びら餅。平安時代の新年行事と宮中のお雑煮に由来がある、みためも新年にふさわしい、初春の...

七草

あっというまに五日をすぎて、明日 一月七日は人日(じんじつ)の節句。五節句のひとつに数えられ、この日は、人を刑罰にかけてはならない日として「人の日」と記します。 . 七草ですね。正月七日は若菜摘みと、古い書物にも残されて...

慈姑

皆さま明けましておめでとうございます。 新年三日、ゆっくりお過ごしでしょうか(^-^) . 一年の計は元旦にあり、と言いますように、年の初めには、去年を顧みて今年の目標を胸にし、その実現を心に誓います。正月気分が薄れぬう...

昔から雪は豊年の貢といわれ、それは土地の精霊が、翌の豊作を知らせるために雪を降らせる、故に雪は稲の花のしるしとされてきました。雪国のご苦労が伺える時節です。お元気ですか。どうかお怪我などされませんように。今日もいちりんあ...

さむい寒い

今冬はなんて寒いんでしょうね。突き刺さる寒さ、透徹した冷たさを身にまとうたび、身体ばかりか声まで凍りそうです。おかげでつまらぬ愚痴さえ出ませんので、まあ其れはそれでよろしく。冷たい空気に触れるたび、この身の乾いた呼吸から...

信頼

子どもは自分でできるようになりたいと思ったときに、自ら歩き始め、言葉を覚え、手本を見つけて真似をしだします。また、できる出来ないが判らなくても、純粋にやりたがるものです。自尊心とは自分を信じる心であり、人を信じる力でもあ...