春の七草・人日の節句

更新日:2026.01.07 公開日:2015.01.06

せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ

今日は七草。

ちょうど雪の下から春の草が萌えはじめる今の頃、この若菜をつみ粥にして食べると一年の万病を除くとされました。これが七草粥のはじまりです。

本来は、七日の前夜に七種の草を包丁の背でトントンとたたいておき、それを翌朝に粥にします。

「七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン」

そんなわらべ歌もあったようです。

昔は疫病のせいで、子どもが命を落とすことも多くありました。「元旦一歳」と数えられていた時代には、大人たちは子どもが誕生から7日生き永らえたことを喜び、この日にお祝いしたとも言われます。

諸説ありますが、そうした背景も受けての一月七日は人の日、「人日の節句」なのでしょう。昔の人たちがいかに子供の健やかな成長を願っていたか、その祈りが今にまで伝わってくるようです。

冬枯れの大地を割って芽を出す若菜の生命力を、身体のなかに籠めることで、新しい年の健康を願う、初春の行事「七草」。

今年も無病息災、すこやかな一年でありますように。