9月 月夜のあとさき 今夜は十六夜(いざよい)。昨日の名月は、すうっと空に上がってきましたが、それにくらべると日没後にのんびりと躊躇(ためらう・いざよう)ようにでてくることから、この... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.09.18
9月 小泉八雲と虫の声 「たぶん君はトンボが好きだろう」と私が示唆した。「彼らは私たちの回りを飛び回っている。けれど音は立てないしね。」神代が言う。「日本人はみんなトンボが好きなんです... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.09.19
9月 藤袴(ふじばかま)「あの日を思い出す」 お彼岸が過ぎたら、約束通りに暑さもやわらぎ、やっと秋が吹きました。そよぐ風に触れるだけで、山のすすき野が眼に浮かび、藤袴が香るのを感じ、思わず... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.09.21
9月 紫のゆかり 紫の一本ゆえに武蔵野の 草はみながらあはれとぞ見る詠人知らず紫を詠った歌、といえば。で知られる「古今和歌集」にある歌です。(人里はなれた地(武蔵国)において、紫... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.09.21
9月 秋が吹きました お彼岸が過ぎたら、約束通りに暑さもやわらぎ、やっと秋が吹きました。そよぐ風に触れるだけで、山のすすき野が眼に浮かび、藤袴が香るのを感じ、思わず嬉しさで頬がゆるみ... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.09.24
9月 うっかり秋分 今日は秋分。二十四節気では春分と同様、昼と夜の長さがほぼ同じになる日、また仏教では仏の世界と現世がいちばん近くなると考えられている日です。日本では「秋分の日」と... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.09.22
9月 輪島の秋は ニュースで輪島や能登の被害状況を眼にし、あまりの惨状に言葉がありません。年始からのご苦労を思うだけでも心が痛むのに、お彼岸さえも穏やかに過ごすことができないなん... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.09.23
9月 彼岸過ぎにて 曼珠沙華 咲く野の日暮れは 何かなしに狐が出ると おもふ大人の今も木下利玄町にこびり付いた暑さも和らぎ、やっと過ごしやすい気温になりました。ながいながい夏からの... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.09.25
9月 明日はやがて秋だろう 昼にふと空をみあげたら、雲がモクモクしていました。ゆきあいの空は澄みわたるでもなく、白く光るでもなく濁ってこっちを見てました。ちいさく声がしました。明日はやがて... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.09.26