8月 ハス 花言葉「清らかな心」 万葉集の蓮は、仏の花ではなかった蓮といえば仏さまの花、と思っていました。ところが『万葉集』を繰ってみて、少し驚いたのです。蓮を詠んだ歌... 更新日:2026.08.25 公開日:2014.08.13
8月 晩夏 晩夏木下夕爾停車場のプラットホームに南瓜の蔓が匍いのぼる閉された花の扉のすきまからてんとう虫が外を見ている軽便車が来た誰も乗らない誰も下りない柵のそばの黍の葉つ... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.27
8月 白ばらの匂う夕べは 白ばらの匂う夕べは月も夢を見ている窓辺のまがきの 闇にもほのかに別れた友の手 ひとり思う白ばらの匂う夕べは月も夢を見ているそよ風の 薫る夕べは星も空に輝く庭の闇... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.05
8月 忘れ扇と扇風機 忘れ物 扇一本と停車場 正岡子規 今朝ほどニュースを見ていたら、この夏、都内の電車内で見つかった忘れ物の数が、過去最大数になったとのこと。中でも最も多いのは「ワ... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.28
8月 夜の秋 昼間は炎暑が続いているものの、夕暮れにもなるとやわらかな風を感じるようになりました。昼間の空はまだ夏だけど、夜の風には秋の気配。このように、夏のたたずまいを残し... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.18
8月 月下美人 木造の古風な洋館の広い応接間で、テエブルよ片寄せて、まんなかに円い台を出し、月下美人の鉢植えがのせてあった。植木鉢は夫人の膝より低かったが、月下美人は、やや見あ... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.29
8月 立秋 立秋萩原朔太郎洞窟の壁にふんすゐあり、さかづきをあぐる一聯れんのひと、秋ちかければ玻璃ながれ、空氣は谷間をくだる。立秋を迎えました。立秋は、文字どおり「秋が立つ... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.07
8月 初秋にて 秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞ驚かれぬる藤原敏行『古今和歌集』(立秋を過ぎたからといって、秋が来たと目にははっきり見えないけれど、風の音によっては... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.08
8月 台風雑記 台風と云ふ新語が面白い。立秋の日も数日前に過ぎたのであるから、従来の慣用語で云へば此吹降は野分である。野分には俳諧や歌の味はあるが科学の味がない。勿論「野分の又... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.23
8月 八月みそか 秋かぜにふさはしき名をまゐらせむそぞろ心の乱れ髪の君 与謝野鉄幹こちらはひとまず雨は上がり、遠くみやれば重たげな雲がたちこめており、夏とも秋ともいい得ぬ、ゆきあ... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.08.31