恋は目で見ず心で見る

恋は目で見ず心で見る シェイクスピアの戯曲「夏の夜の夢」の原題「Midsummer Night」は、聖ヨハネの祝日前夜のことをさします。1年で最も夜の短い夏至の前夜、人間の男女は結婚に関する問題を抱え、妖精の王と女王は養...

ポーチェラカ 花言葉「いつも元気」

この季節、台風や水害などの事故を見聞きするたび胸が痛みます。被害にあわれた方へ、心よりお見舞いの気持ちと、皆様のご家族や地域にて大事に至らないことを祈っております。 真夏の乾いた土の上でも、焼けつくような日照りの中でも、...

縁(ゆかり)の色 紫

紫色は古代の日本では、最高級の色とされてきました。『枕草子』にも「花も糸も紙もすべて、なにもなにも、むらさきなるものはめでたくこそあれ」と残されています。 平安時代、紫色は「縁(ゆかり)の色」とよばれ、その由来は『古今和...

ランタナ 花言葉「確かな計画性」

野や山、水辺、すべての力が大地に満ちるひと月をむかえました。8月は葉月。木々が生い茂り、緑が美しい月という意味をもちます。ひとときの力も、まるで花火のように天地にみなぎる8月です。 暑いならいっそ思いきり暑いのがいい。ク...

フラワーデザインを考える

  フラワーデザインを再考察してみました。ちょっと心の棚卸のつもりで。 かつて西欧のフラワーデザイン(フロリスティック)の位置づけとは、ガーデナー(造園師・庭師)やフローリスト(園芸愛好者)が切花をはじめとする...

「光の画家」クロード・モネ

「光の画家」と呼ばれたモネの関心は、その名のとおり自然の中に射す「光」にあったといい、時間や季節とともに移りゆく光と色彩の変化の追求に、生涯をささげた画家でした。 同じモチーフを異なった時間、異なった光線の下で描いた連作...

八月は葉月

八月になりました。いかがお過ごしでしょうか。八月は葉月。その名にあるように、広葉樹が色つき始め、緑がますます美しくなる月という意味があります。 また、稲穂の成長が大切な時期であることから、「くる穂月」が変化したという説も...

ホームシックな香り

蓼食う虫も好き好き、のたでの葉は千年以上前から日本で使われていた薬草。食あたりや消化にも効能があるとされます。青い香りとピリッとした味が特徴ですが、やや苦味もあるので、この苦味さえも好む虫がいるということで「人の好みはさ...

エーデルワイス

誰より雲に近く気高く 星になりたかった花アルプスの人々にとってエーデルワイスほど愛され、地域を象徴し、詩人にうたわれてきた花はないでしょう。エーデルワイスはスイス連邦の国花と認識されています。しかしアルプス地方の人々がこ...