6月 花筏(はないかだ) 花筏蕾みぬ隈なき葉色の面に中村草田男「花筏(はないかだ)」というと、一般的には散った桜の花びらが、水面に浮かんだ様子をいいますが、この「花筏」という名がそのまま... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.06.15
6月 グリーン グリーン ある日 パパとふたりで語り合ったさこの世に生きる喜びそして 悲しみのことをグリーン グリーン青空には 小鳥が歌いグリーン グリーン丘の上には ララ 緑がもえる.... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.06.16
6月 悩みの花 またひとしきり 午前の雨が菖蒲のいろの みどりいろ眼うるめる 面長き女たちあらわれて 消えてゆくたちあらわれて 消えゆけばうれいに沈み しとしとと畠の上に 落ち... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.06.18
6月 つめくさの花 つめくさの花の 咲く晩にポランの広場の 夏まつりポランの広場の 夏のまつり酒を呑まずに 水を呑むそんなやつらが でかけて来るとポランの広場も 朝になるポランの... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.06.17
6月 君を夏の日にたとえようか 君を夏の日にたとえようか。君の方がずっと美しく、おだやかだけど。荒々しい風は五月のいじらしい蕾をいじめ、そして夏はあっという間に去っていく。天なる瞳はあまりに暑... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.06.19
6月 芍薬 芍薬。季節の花、今年もずいぶん楽しみました。かわいいですよね。週末からの満開も、今朝みたらバラリと散らして、とうとう虚しい有様に。それにしても、咲いても長くない... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.06.20
6月 夏至 今日は夏至。一年でもっとも昼間が長い日といわれますが、東京は今日に梅雨入りしたようで、朝からざんざの雨でした。おかげで日の長さを感じることなくこの時間、これから... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.06.21
6月 梔子(くちなし) 雨の匂いに花が混じってクチナシの季節を知りました。蕾がついて花が咲いてもっと開いて誇ったらあっという間に過ぎていくあっという間に過ぎていくクチナシに限らず、季節... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.06.22
6月 「在りかた」花屋の向こう側 以前、同じ通販で稼業をしている友人と会ったときに「どうして花屋をしているの?」と聞かれたことがありました。どうして、といわれると、実にはいろいろと生臭い事情もあ... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.06.23
6月 むらさきの微笑 やっと梅雨に入ったとおもえば、あと一週間で六月も終わり。この月のうちにもう一度、あじさいの花に触れておきたいと思いまして。これは昔、小学校の教科書に載っていた詩... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.06.24