11月 初冬のうた 「初冬の詩」そろそろ都會がうつくしくなるそして人間の目が險しくなる初冬いまにお前の手は熱くまるで火のやうになるのだ山村暮鳥 詩集『風は草木にささやいた』よりそろ... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.11.09
11月 白菊 色かはる秋の菊をば一年に ふたたびにほふ花とこそ見れよみ人知らず白い小菊は九月の節句(重陽)の頃に花どきを迎え、それから枝茎をのばし、露霜がおかれる頃になると、... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.11.10
11月 たそがれ時 かわたれ時 立冬を過ぎ、午後にもなれば急かされるように日が落ちるようになりました。いい夕暮れだなと眺めてる間にも空は暗くなり、芝居の浅葱幕のごとく鳴りを潜め、そしてそこから... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.11.12
11月 三色菫(ワイルド・パンジー) 冬の花壇を彩るパンジーの花。よくみる園芸品種のパンジーは、19世紀のころにヨーロッパのスミレ愛好家たちが、ワイルド・パンジーを交配させたことから生まれた花といわ... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.11.13
11月 晩秋 晩秋 萩原朔太郎汽車は高架を走り行き思ひは陽ざしの影をさまよふ。靜かに心を顧みて滿たさるなきに驚けり。巷に秋の夕日散り鋪道に車馬は行き交へどもわが人生は有りや無... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.11.04
11月 人よりも空 空が空の底に沈み切ったように澄んだ。高い日が蒼い所を目の届くかぎり照らした。余はその射返しの大地にあまねき内にしんとして独り温もった。そうして眼の前に群がる無数... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.11.06
11月 木枯らし吹きました 冬の訪れに合わせて、木枯らしも吹きました。まるで暦と花と風とが、せえの、と息を合わせたかのような到来。昨日、サザンカは黙って咲くと書きましたけれど、木枯らしは歩... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.11.08
11月 ああ11月 さあ11月になりました。秋も深まり冬隣り、自然の中にある色々が、ますます霜に耐える潔さを増していきます。紫は深く、赤は濃く、黄は強く、皆して落ちまい枯れまいと咲... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.11.01
11月 経験その雑感 どんなつまらない雑草でも花でも、懐かしい日記の一片となり得るのである。それは、幸福な瞬間の思い出を呼び返すものは、一つとして無意義ではあり得ないからである。それ... 更新日:2026.08.15 公開日:2024.11.02
11月 私を束ねないで 今日は勤労感謝の日。日ごろ私たちが気づいていない、縁の下の力持ちになって働く人たち、お世話になっている人に感謝をする日です。この「働」という国字、「人が動く」と... 更新日:2026.08.15 公開日:2023.11.23