花以想の記

 牡丹花は咲き定まりて　静かなり花の占めたる位置のたしかさ花びらの匂ひ映りあひ　くれなゐの牡丹の奥のかゞよひの濃さこの室のしづもりみだるものもなく　床の牡丹のほ...

週末、東京浅草は三社祭で賑わいました^_^ 江戸下町の風情を残した勇壮で華やかなお祭りは、四十四町会ごと、そろいの半纏をまとった担ぎ手たちが、浅草の街全体を、...

我が子を撫（な）でるようにかわいい花であるところから、「（なでしこ）撫子」と呼ばれるこの花は、古くから和歌にも詠まれるなどして愛されてきた花です。異名でもあ...

 六曜をご存知ですか？六輝(ろっき)とも言い、中国暦の陰陽五行説からくるもので、日々の吉凶の判断基準とした暦注です。今日は先負（せんまけ＝又は、せんぷ・せんぶ・...

今日の東京は雨。雨の日は、自分のために花を飾りましょう。生きているものが身近にあるだけで、気持ちが落ち着きますし、心がふっくらとします。特別ではない、派手ではな...

 昔、誰よりバラを愛したその人の、活ける花といえば、それはそれは艶やかで、しなやかで、ロマンティックで、ただ魅入るばかりに美しかったのですが、先生どんなバラが好...

今月から、新しいお勉強会に参加することにしまして、半年間、隔週で大阪に通うことになりました。「ようやるわ」という声も聞こえてきそうな気がしないでもないですが＾...

 その昔、田舎の祖母の家には、いつも大きな瓶に仕込まれた紫蘇色の梅がありました。夏休みに集まった従妹たちにとって、きれいな紅紫色のそれを氷水で割って飲むことは、...

お客様のお声が届きました。＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿直筆の手紙を添えられる点、また、何パターンからも色味が選べる点も良かったです...

 こびない佇まい、とでもいいますか、凡なのです。うかされる様もなく、ひょうと風におされて山から降りて、まあちょうど花が咲きました、ちょうどそれが今でした、とでも...