7月 末摘花(べにばな) 外のみに見つつ恋ひなむ紅の 末摘む花の色に出でずとも(遠くから見ているだけの恋にしようと思う 末摘花のように頬を染めたりなどせずに)『万葉集』(巻10-1993... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.07.26
7月 オリーブと平和 2024年のオリンピックがはじまりました。オリンピックに関係性が深い植物といえば、古代より勝者に授けられる冠につかわれた「オリーブ」があります。冠にする植物とい... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.07.27
7月 隅田の花火 昨夜は隅田川にも花火が上がりました。日本の花火は何故こうも美しいのだろう。もちろん花火師の方々が受け継いできた、伝統技術によるのは自明ですが、海外のそれとの違い... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.07.28
7月 「知る喜び」花屋の向こう側 学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる。自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる。アルベルト・アインシュタイン唐突ですが、実は昨秋... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.07.29
7月 七月雑感 「六月みそかは年のへそ」そんな言葉をちらつかせ、今年も折り返しか、なんて過ごしたあれから、更にひと月経ちました。この時のすぎゆく速さ、気持ちはずっと置いてけぼり... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.07.30
7月 浜辺の歌 あした浜辺をさまよへば むかしのことぞしのばるる風の音よ雲のさまよ よする波もかひの色もゆふべ浜辺をもとほれば 昔の人ぞ忍ばるる寄する波よかへす波よ 月の色も星... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.07.31
8月 葉月 八月になりました。旧暦の八月は葉月。広葉樹が色付きはじめ、だんだんと美しくなる月であることから、そう呼ばれます。しかしながら都会では、広葉樹も桜やケヤキと限定的... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.08.01
8月 美人蕉(かんな) おまえがつまらぬものの間を踊って行こうとおまえの心が憂いに苦しみ傷つこうとおまえは日ごとに新しく味わうだろう生の炎がおまえの中に燃えているという奇跡をヘルマン・... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.08.02
8月 山のあなたの空遠く 山のあなたの空遠く 幸(さいわい)住むと人のいふああ われひとと尋(と)めゆきて涙さしぐみ かへりきぬ山のあなたになほ遠く 幸(さいはひ)住むと人のいふ「山の... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.08.04
8月 白ばらの匂う夕べは 白ばらの匂う夕べは月も夢を見ている窓辺のまがきの 闇にもほのかに別れた友の手 ひとり思う白ばらの匂う夕べは月も夢を見ているそよ風の 薫る夕べは星も空に輝く庭の闇... 更新日:2024.11.05 公開日:2024.08.05