3月
ツバキ 花言葉「控えめな素晴らしさ」

春の彼岸を迎えました。明日の春分の日は「自然をたたえ生物をいつくしむ日」といわれ、この日を境に身にこたえた冬の寒さも和らいでき、小さな生き物たちも初々しく顔を覗かせはじめます。
暑さ寒さも彼岸までなんていいますが、このところのお天気をみていると、ほんと文字通り自然に寄り添う気候の変化、三寒四温を感じます。ぬかるみに日の光が反射するのをみて、春の温かみを感じたり、夜風にまた身を縮めたり。
体調に気をつけて過ごしましょうね。今日もいちりんあなたにどうぞ。
春分の日なり雨なり草の上
-林 翔
ツバキ 花言葉「控えめな素晴らしさ」
インテリア系専門学校に進学後、進路転向し花の世界に。ドイツ人マイスターフローリストに師事。2000年に渡独、アルザス地区の生花店に勤務し帰国後、2002年 フラワーギフト通販サイトHanaimo開業。趣味は読書、文学に登場する植物を見つけること。高じて『花以想の記』を執筆中。2024年 5月号『群像』(講談社)に随筆掲載。一般社団法人日本礼儀作法マナー協会 講師資格。