11月
花びらを摘んでも花の美しさを集めたことにはならない
花びらを摘んでも花の美しさを集めたことにはならない
-ラビンドラナート・タゴール
そんな言葉を噛みしめながら、それでも花びら集めたり、落ち葉を拾ったり、身近な自然を見つめています。幸いに、それが楽しくて仕方ない。いま目の前に咲く、あるだけの植物を、その花を覗き込んだ花芯を、その花の思いの先を、ずっと思考し続ける。幸いに、それが楽しくて仕方ない。今日もいちりんあなたにどうぞ。
バラ 花言葉「君を愛する」
インテリア系専門学校に進学後、進路転向し花の世界に。ドイツ人マイスターフローリストに師事。2000年に渡独、アルザス地区の生花店に勤務し帰国後、2002年 フラワーギフト通販サイトHanaimo開業。趣味は読書、文学に登場する植物を見つけること。高じて『花以想の記』を執筆中。2024年 5月号『群像』(講談社)に随筆掲載。一般社団法人日本礼儀作法マナー協会 講師資格。