9月
グラジオラス 花言葉「記憶」

故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る
温故知新とは、前に学んだことや昔の事柄を、もう一度調べたり考えたりして、新たな見解や知識をみつけ自分のものにすること。解っているようでいて、ああそうだった、と気づきのある言葉ですね。この言葉の持つ意味においてはこの「自分のものにする」がポイントだと思います。
長い間、人にものを教わり、真似び学び、そしてあらためて古い教えを振り返ると、いがいに学びの数ほど満たされていない自分の心に気がつくことがあり、そして「今だからこそ解る」に出会えることがあります。
もしそんな気付きがあったときには、「今さら」なんて思わず、なにかひとつでいいから自分の中に沸き立つ思いを、カタチにしてみませんか。感じたことを現実に^_^ 今日もいちりんあなたにどうぞ。
グラジオラス 花言葉「記憶」
インテリア系専門学校に進学後、進路転向し花の世界に。ドイツ人マイスターフローリストに師事。2000年に渡独、アルザス地区の生花店に勤務し帰国後、2002年 フラワーギフト通販サイトHanaimo開業。趣味は読書、文学に登場する植物を見つけること。高じて『花以想の記』を執筆中。2024年 5月号『群像』(講談社)に随筆掲載。一般社団法人日本礼儀作法マナー協会 講師資格。