8月
バラ 朱赤 花言葉「愛情」

くれなゐの 薔薇のかさねの唇に 霊の香のなき歌のせますな 与謝野晶子
毎日のように台風の被害が聴こえてくるきょうびです。こんなに強い風が吹き荒れているというのに、台風の中心にある「台風の眼」が無風で静寂というのだから、なんとも暗示的。雨に濡れ咲く路地の薔薇、あかるい色にちょっと気晴らし、悪くないなあと眺めながらも、被害が少ないことを祈る日曜日です。皆様どうぞお変わりありませんように。今日もいちりんあなたにどうぞ。
バラ 朱赤 花言葉「愛情」
インテリア系専門学校に進学後、進路転向し花の世界に。ドイツ人マイスターフローリストに師事。2000年に渡独、アルザス地区の生花店に勤務し帰国後、2002年 フラワーギフト通販サイトHanaimo開業。趣味は読書、文学に登場する植物を見つけること。高じて『花以想の記』を執筆中。2024年 5月号『群像』(講談社)に随筆掲載。一般社団法人日本礼儀作法マナー協会 講師資格。