6月
元始 女性は太陽であった
日本の女性解放運動の草分けとしてしられる、平塚らいてうは、戦前戦後にわたり、女性が自分の意思で行動できる社会をめざした思想家です。
神話時代、古代の社会において女性は母系社会の主役であり、その地位は高く、しかし時代をへてその地位は低くなったことを、他の光で輝く「月」にたとえ指摘しました。
女性の奥義を求められる時代に『新しい女』のレッテルひっ提げ、思想を声にし行動した女性の強かさ。ここにひとつの学び得て、自身にはますますしなやかでありたい、と心するきょうびです。
元始、女性は実に太陽であった。 平塚 らいてう
インテリア系専門学校に進学後、進路転向し花の世界に。ドイツ人マイスターフローリストに師事。2000年に渡独、アルザス地区の生花店に勤務し帰国後、2002年 フラワーギフト通販サイトHanaimo開業。趣味は読書、文学に登場する植物を見つけること。高じて『花以想の記』を執筆中。2024年 5月号『群像』(講談社)に随筆掲載。一般社団法人日本礼儀作法マナー協会 講師資格。