2月
スタッフの記

誰のどの花もきれいに仕上がっていて、お客様に届く前からして、とても嬉しい。
サイトには多数の商品画像があるが、HANAIMOではあえてマニアルに乗せず、同じ商品でも作り手の個性を尊重し、創造するのが私たちのやり方。なぜなら、そのほうが作り手にとって「楽しいから」であり、お客様に対し「丁寧」でありたいから。作ること、思うこと、接すること、すべてに丁寧でありたい。
しごとは日々の半日を共に過ごす相手。なのに、苦痛を感じていたら、文字どおり苦しすぎる。
「この花かわいいね」「いい色だね」「ステキだね」 お客様のご用途やご希望や、そして花を選びながら、いろんな思いを胸に膨らませています。この花を見て喜んでほしいな、頑張ってほしいな、笑ってくれるといいな、そんな気持ちを膨らませて今日もまた、この花を作りながら、無事に伝わることを願っております。
インテリア系専門学校に進学後、進路転向し花の世界に。ドイツ人マイスターフローリストに師事。2000年に渡独、アルザス地区の生花店に勤務し帰国後、2002年 フラワーギフト通販サイトHanaimo開業。趣味は読書、文学に登場する植物を見つけること。高じて『花以想の記』を執筆中。2024年 5月号『群像』(講談社)に随筆掲載。一般社団法人日本礼儀作法マナー協会 講師資格。