11月
松本たかし◎ケイトウ 花言葉「色あせぬ恋」
11月。いよいよ冬の始まり月を迎えました。さわやかな六月ごろの気候に似ていることから小六月といわれたり、春のような暖かな日を小春日和と呼ぶ頃です。ロシアで小春日和は「女の夏」といい、「夏に忙しくしていた女性たちが一休みする日和」との説もあれば、「女心のようにはかない暖かさ」とも「老齢の女性がみせる瞬く美しさ」など諸説紛々あるそう。寒暖の差は深まれど、どこかしこに救いや心の弾みを感じられる季節、元気に過ごして参りましょうね。今日もいちりんあなたにどうぞ。
玉の如き小春日和を授かりし-松本たかし
ケイトウ 花言葉「色あせぬ恋」
インテリア系専門学校に進学後、進路転向し花の世界に。ドイツ人マイスターフローリストに師事。2000年に渡独、アルザス地区の生花店に勤務し帰国後、2002年 フラワーギフト通販サイトHanaimo開業。趣味は読書、文学に登場する植物を見つけること。高じて『花以想の記』を執筆中。2024年 5月号『群像』(講談社)に随筆掲載。一般社団法人日本礼儀作法マナー協会 講師資格。