10月
松尾芭蕉◎ブルーセージ 花言葉「永遠にあなたのもの」

「身に入む」とはしみじみと沁み透るくらいに身に深くあわれを感じることをいいます。したがってそこには季節的な寒冷感覚や、季感との関係深さはなかったですが、平安時代になり「もののあはれ」という概念が生まれ、それに伴い次第に秋の趣きのひとつとなりました。なんとなく、秋の感傷性よりも単に今時期の冷気を受け止める、心象あらわす言葉に映ります。今夜も心地よい風が吹きました。くれぐれも身体には気をつけて。今日もいちりんあなたにどうぞ。野ざらしを心に風のしむ身かな#松尾芭蕉ブルーセージ 花言葉「永遠にあなたのもの」
インテリア系専門学校に進学後、進路転向し花の世界に。ドイツ人マイスターフローリストに師事。2000年に渡独、アルザス地区の生花店に勤務し帰国後、2002年 フラワーギフト通販サイトHanaimo開業。趣味は読書、文学に登場する植物を見つけること。高じて『花以想の記』を執筆中。2024年 5月号『群像』(講談社)に随筆掲載。一般社団法人日本礼儀作法マナー協会 講師資格。