7月
マリーゴールド 花言葉「変わらぬ愛」

日本では仏花のイメージも強いですが、西洋ではハーブの一種として古くから親しまれてきた花でもあります。その色が象徴するように、太陽の花嫁、太陽のハーブとも呼ばれるマリーゴールドです。深い愛情と敬虔さの象徴ともされています。
マリーゴールドという名前は、聖母マリアの祭日に咲くことから。この祭日自体は年に5~20回もあり、属名の「calendula」は毎月決まって月初めの1日に咲くことが所以とのこと、ようするに一年中咲いてる花ということでしょうか(^^)
日の出と共に花ひらき、太陽に向けて花咲かせ、夕方には休めるこの花を、18世紀の西欧の詩人や作家は好んで作品に取り入れたそうです。シェイクスピアの作品『冬物語』の中では「日暮れとともにベットにつき、夜明けとともに泣きながら起きるマリーゴールド」と登場します。なぜ泣きながら起きるの?と思ってみたり^_^ 今日もいちりんあなたにどうぞ。
運命は星が決めるのではない、私達の思いが決める。
It is not in the stars to hold our destiny but in ourselves. Williams Shakespeare-
インテリア系専門学校に進学後、進路転向し花の世界に。ドイツ人マイスターフローリストに師事。2000年に渡独、アルザス地区の生花店に勤務し帰国後、2002年 フラワーギフト通販サイトHanaimo開業。趣味は読書、文学に登場する植物を見つけること。高じて『花以想の記』を執筆中。2024年 5月号『群像』(講談社)に随筆掲載。一般社団法人日本礼儀作法マナー協会 講師資格。