2月 ヒヤシンス ヒヤシンス薄紫に咲きにけり はじめて心顫(ふる)ひそめし日北原白秋片恋の わが世さみしくヒヤシンスうすむらさきににほひそめけり芥川龍之介白秋の歌は、初めて恋に落... 2024/02/08
2月 春来たらば草自ずから生ず 兀然として無事に坐すれば、春来たりて草自ずから生ず。兀然(こつぜん)は、じっとしていること。いろんなことを考えずに、こつこつじっと努力する、すると春が来れば生え... 2024/02/07
2月 牡丹雪(ぼたんゆき) 雪が降りました。春の雪、ときいて豊穣の、と想起する人も多くはないだろな、なんて思いながら、落ちてくる雪には悲哀ではない、どことなく明るい、花びらのような愛着をお... 2024/02/06
2月 「梅にうぐいす」花屋の向こう側 すべて調和か統一かが大切だ。そして、季節のいちばん感じられるものがいいとわたしは思う。北大路 魯山人北大路魯山人の随筆に『梅にうぐいす』があります。ある日のこと... 2024/02/05
2月 立春大吉 立春を迎えました。今朝の寒さからはそうと感じられませんが、暦の上では今日からが「春」です。「立春」は二十四節気でいうところのお正月。前日(大晦日)の節分で豆をま... 2024/02/04
2月 みたまのふゆ 「恩頼」と書いて「みたまのふゆ」。とは、ひとめでは読めませんでした。「恩頼」とは、神や天皇から受ける恩徳やご加護などの「賜もの」のこと。平たくいうと「おかげ」の... 2024/02/02
2月 「声を聴く」2月 2月になりました。子どもが生まれるが「如く」草木が芽生える月、ということから、如月。「生まれ月」とも言われます。とはいえ、まだまだ土の中に眠る植物は多く、地上も... 2024/02/01
1月 年の花 1月が終わります。清らかな初々しい気持ちで迎えるはずの新年も、今年は様子が一変しました。多くの方が、不安と緊張の片付かない気持ちで、このひと月お過ごしだったこと... 2024/01/31
1月 「謙虚とバランス」花屋の向こう側 「自分がされたいことを他人にもしなさい」はイエスの言葉。「自分がされたくないことは他人にもしてはならない」は孔子の教え。「相手がされたいことを他人にもしなさい」... 2024/01/30