お彼岸の花|春と秋で変わる、お仏壇の花の選び方

年明けからふた月が過ぎ、また夏休みが過ぎてカレンダーをめくると、不意に「お彼岸」の三文字が目に入ります。そこでご実家のお仏壇を思い出して、今年もお花を送ろうかな、どうしようかなと考える。そして半年が過ぎるとまた同じ思いがよぎります。春と秋に迎えるお彼岸。この記事では春秋に迎えるお彼岸について、そして季節で変わる、お仏壇に供える花をご紹介します。
このページの内容
- お彼岸は、春分の日と秋分の日を真ん中にした7日間
- 2026年秋と2027年春のお彼岸
- 春のお彼岸と秋のお彼岸で、変わる花材
- お仏壇に供えるお彼岸の花の色
- 初めて迎えるお彼岸の花
- お彼岸にお選びいただいているお花(3点)
- お墓参りの花は、仏花の一対で(3サイズ)
- 届く日と、添える言葉
- よくあるご質問(6問)
お彼岸は、春分の日と秋分の日を真ん中にした7日間
お彼岸は、春と秋に一度ずつめぐってきます。
- 春のお彼岸:春分の日と、その前後3日間
- 秋のお彼岸:秋分の日と、その前後3日間
どちらも合わせて7日間です。春分と秋分のころは、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
「彼岸」は、向こう岸にある悟りの世界
仏教では、わたしたちが暮らす迷いや苦しみの多い世界を「此岸(しがん)」、その向こう岸にある悟りの世界を「彼岸(ひがん)」と呼びます。川のこちら側と、あちら側。そう思うと分かりやすいかもしれませんね。
春分と秋分の日には、太陽が真東から昇って、真西に沈みます。西の方角には、極楽浄土があるとされてきました。沈んでいく夕日の先に、亡くなった人のいる場所を思い浮かべやすい。そんな季節であることから、この時期にお墓参りをしたり、ご先祖を供養したりする習わしが広まりました。
春と秋の2回あるのは、太陽が真西に沈む日が2回あるから
そういう日は、一年に二度あります。それが春分と秋分です。春と秋は、こちら側の岸と向こう側の岸がもっとも近づく時期と考えられてきた、と言われます。
春分と秋分に彼岸の行事を営む習わしは、インドや中国の仏教にそのままあったものではなく、日本で育った風習とされています。

ぼたもちとおはぎは、春の花と秋の花の名前
お彼岸に供える「ぼたもち」と「おはぎ」は、じつは同じ食べ物です。名前が違うのは、季節の花にちなんでいるからだそうです。春に咲く牡丹(ぼたん)で「ぼたもち」、秋に咲く萩(はぎ)で「おはぎ」。

春に咲く牡丹(ぼたん)

秋に咲く萩(はぎ)
このように、お供えのお菓子の名前にまで、その季節の花が入っているんです。この二つの花は、庭で眺めるにふさわしい花ですが、家の中、お仏壇に供える花も、春と秋でそれぞれの季節の花を選ぶと、お彼岸らしくなりますのでおすすめです。

2026年秋と2027年春のお彼岸
7日間の最初の日を「彼岸入り」、真ん中の春分の日・秋分の日を「中日(ちゅうにち)」、最後の日を「彼岸明け」と言います。
| 彼岸入り | 中日 | 彼岸明け | |
|---|---|---|---|
| 2026年 秋のお彼岸 | 9月20日(日) | 9月23日(水・秋分の日) | 9月26日(土) |
| 2027年 春のお彼岸 | 3月18日(木) | 3月21日(日・春分の日) | 3月24日(水) |
お仏壇の花は、彼岸入りの前日までに届くと、七日間をとおして飾っていただけます。中日の休みに家族が集まるご家庭では、中日の前日着を選ぶ方も多くいます。
春のお彼岸と秋のお彼岸で、変わる花材
お供えの花というと、一年中同じ菊の花を思い浮かべる方が多いかもしれません。菊は日持ちがよく、どの季節にもお仏壇の花の中心になります。そのまわりに合わせる花のほうが、季節で入れ替わります。
| 春のお彼岸(3月) | 秋のお彼岸(9月) | |
|---|---|---|
| 合わせる花材の例 | ストック、スイートピー、金魚草 | リンドウ、ケイトウ、小菊 |
| 花の姿 | 花びらがやわらかく、香りのあるものが多い | 茎がしっかりして、色の濃いものが多い |
| お仕立てで気をつけること | 暖房の効いた部屋では開きが早いため、つぼみを多めに入れます | 残暑の部屋でももつよう、日持ちのよい花材を選びます |
花材は、その週の市場の入荷を見て選んでいます。同じ3月、同じ9月でも、年によって並ぶ花は少しずつ違います。






お仏壇に供えるお彼岸の花の色
お彼岸の花の色は、春か秋かよりも、故人を見送ってからどれくらいたったかで決まります。花以想の17色のうち、お彼岸によくお選びいただく色は次のとおりです。
| 故人を見送ってから | 主になる色 | 添える色 |
|---|---|---|
| 四十九日の前 | 白「ブラン」 | グリーン白「みどり」 |
| 四十九日を過ぎて一周忌まで | 淡い紫「ふじいろ」 | 淡いピンク「さくら」 |
| 三回忌から先 | 淡いピンク紫「モネ」 | クリーム「きなり」 |
年数がたつほど、色を少しずつ入れていくのが花以想のお仕立てです。故人が好きだった色があれば、その色がいちばんです。17色の一覧は色で花を選ぶのページにまとめています。
初めて迎えるお彼岸の花
四十九日を終えて最初にめぐってくるお彼岸を、「初彼岸(はつひがん)」と呼ぶ地域があります。お盆の初盆ほど決まりごとは多くありませんが、ご遺族にとっては、見送ってから初めての季節の行事です。
初彼岸には、ふじいろを主にした、ふだんより一回り大きなアレンジメントをお選びいただくことが多くなります。高さ30cmほどなら、お仏壇の前に置いても、お写真やお位牌が隠れません。置き場所が狭いときは、写真を一枚LINEで送っていただければ、そこから大きさをご提案できます。
お彼岸にお選びいただいているお花
お仏壇の横や前に置くなら、花瓶のいらないアレンジメントが扱いやすいです。水やりが続けにくいご家庭には、プリザーブドフラワーという選び方もあります。

お供えのアレンジメント MSサイズ
高さ30cm×幅30cm。初彼岸や、ご親族が集まる中日に
11,000円(税込)

お供え用アレンジメント
高さ28cm×幅28cm。バスケットタイプ。毎年のお彼岸に、ご実家のお仏壇へ
8,800円(税込)

お供えプリザーブドフラワー「月明かり」ホワイト
幅15.5×奥行11×高さ12cm。水やりのいらない花を
7,700円(税込)
ほかのお供えの花は、お供え・お悔やみの花の一覧からご覧いただけます。
お墓参りの花は、仏花の一対で
お仏壇の花とお墓の花では、お仕立てが違います。お墓の花立に挿す花は、左右二つでひと組の束にして、屋外でももつ花材を使います。
帰省できない年に、ご実家へお墓参りの花を先に届けておく贈り方は、お彼岸に実家へ贈るお墓参りの花の記事でご案内しています。仏花の一対は、お彼岸の時期にご注文の多いお花です。花立の大きさに合わせて、3つのサイズからお選びいただけます。

仏花 2束セット(一対)Sサイズ
1束あたり幅15cm×高さ30cm。小さめの花立や、お仏壇の花立に
5,500円(税込)

仏花 2束セット(一対)Mサイズ
1束あたり幅20cm×高さ40cm。一般的なお墓の花立に
7,700円(税込)

仏花 2束セット(一対)Lサイズ
1束あたり幅20cm×高さ45cm。大きめの墓石や、法要のお参りに
11,000円(税込)
片側だけ供えたいときの仏花 ひと束 3,850円(税込)もあります。サイズは仏花一対の一覧で見比べていただけます。
届く日と、添える言葉
| お届け先 | 最短のお届け |
|---|---|
| 北海道・中国・四国・九州 | ご注文から3日後 |
| 上記以外の地域 | 正午までのご注文で翌日 |
お彼岸の前は、お供えのご注文が重なります。彼岸入りの前日に届けたいときは、上の日数に余裕を足してご注文いただくと確実です。
メッセージカードと立札は無料です。カードは、お書きいただいた文面をそのまま印刷してお付けします。立札は、贈り主のお名前とご関係をお知らせいただければ、表書きまでこちらで整えて作成します。文面に迷うときは、月命日・祥月命日のお供え花に添えるメッセージ例文や四十九日法要のお供え花に添えるメッセージ例文の言い回しが、お彼岸の花にも使えます。
帰省できない年に、ご実家へお彼岸の花を贈るときの、添える言葉の一例です。お名前と間柄のところだけ、書き換えてお使いください。
春のお彼岸に添える言葉
春のお彼岸を迎えますね。今年はそちらへ帰ることができず、代わりにお花を送ります。庭の桜はもう咲いたころでしょうか。春らしい、やわらかな色の花を選びました。お仏壇に供えて、おじいちゃんにも春を届けてもらえたらうれしいです。日が長くなっても、朝晩はまだ冷えますね。お父さんも体を大切にしてね。お墓参りは、暖かい日を選んで出かけてください。夏のお盆には、顔を見せに帰ります。
秋のお彼岸に添える言葉
秋のお彼岸を迎えますね。今年はそちらへ帰ることができず、せめてもの気持ちにお花を送ります。おばあちゃんの好きだった、やさしい色の花を選びました。お仏壇に供えて、おばあちゃんに「こちらは元気にしているよ」と伝えてもらえたらうれしいです。朝晩はずいぶん涼しくなってきました。お母さんも体を大切にしてね。お墓参りは、無理のない日に出かけてください。春のお彼岸には、顔を見せに帰ります。
生花のお花は、発送後にお作りした花の写真をメールでお送りします。届いたお花には取扱説明書が入っていて、受け取ったご家族からのお問い合わせ先も書いてあります。お手紙を同梱するサービスは同梱サービスのご案内にまとめています。
よくあるご質問
お彼岸の花は、いつ届くようにすればいいですか?
彼岸入りの前日までに届くと、七日間をとおして飾っていただけます。2026年の秋のお彼岸なら9月19日(土)、2027年の春のお彼岸なら3月17日(水)が目安です。
春と秋で、花の色は変えたほうがいいですか?
色は季節よりも、故人を見送ってからの年数に合わせてお選びいただいています。季節の違いは、合わせる花材のほうに出ます。
初彼岸には、特別な花を贈るものですか?
決まった花はありません。四十九日を過ぎたあとですので、淡い紫「ふじいろ」を主にしたお花が多く選ばれています。
お仏壇が小さいのですが、どの大きさがいいですか?
置き場所の写真をLINEで送っていただければ、そこから大きさをご提案します。お電話の受付は10:00〜15:00(火曜定休)です。
水替えが難しい家に贈っても大丈夫ですか?
アレンジメントは花瓶がいらず、吸水スポンジに水を足すだけで飾れます。水やり自体が難しい場合は、プリザーブドフラワーをお選びください。
お墓参りの花も一緒に頼めますか?
はい。仏花の一対も、お仏壇の花と同じようにご注文いただけます。
春と秋に一度ずつ、ご先祖を想う日がめぐってきます。帰れない年も、花を届けておけば、お仏壇の前にはその季節の花が咲いています。迷ったら、LINEで色と大きさのご相談からどうぞ。

この記事を書いたひと
フラワーギフト専門店 花以想 (はないも)
花を以って、想う。2002年フラワーギフト通販サイト 花以想を開業。以来24年、お祝いからお供えまで、「品質・安心・信頼」を柱に、想いの伝わるフラワーギフトを日本全国へお届けしています。花を選ぶ、色で伝える、言葉を添える。マナーに詳しいスタッフと熟練のフローリストが、あなたの贈る気持ちに、丁寧に寄り添います。
花以想について
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