花束をもらっても嬉しくない?お花の負担を喜びに変える、フラワーギフトの選び方

花束を抱えて電車に乗る。家に着いて、花瓶がないことに気づく。空いた瓶に挿して、写真を撮って、お礼を送る。そんな経験をされたことはありませんか。一度でも覚えがあると、花をもらっても嬉しくないのではないか、という迷いが胸に残ります。もらえば誰でも嬉しい、という言葉の一方で、困った、負担になった、という声も確かにあります。ここでは、どんなことに困るのか、どんなときに負担になるのか、そしてどう選べば喜んでもらえるのかを、花屋の側からご案内します。
このページの内容
- 「花をもらっても嬉しくない」は、素直な気持ち
- 嬉しくない。の正体は、お花ではなかった(7つのケース)
- お花の「負担」が「喜び」に変わるタイミング(4つの場面)
- 言葉で語れないことを、お花が伝えてくれます
- 困りごとは7つ。解消できるお花の選び方
- 男性へのお花は、ご家族と暮らしているかで決まります
- お花を受け取ったときの、気持ちの伝え方
- お花をいただくときのリクエストの仕方 5例
- 花以想へよくいただくご質問(5問)
「花をもらっても嬉しくない」は、素直な気持ち
お花をいただいても嬉しくない。そう思う自分は心が狭いのかと、気になる人もいるかもしれません。贈ってくれた人の前では喜んだ顔をして、内心では困っている。その後ろめたさのほうが、お花そのものより重くなってしまう。
けれど困ったのにも、理由がありますよね。お花は、受け取ったその瞬間から、受け取った方の時間をつかう贈り物。抱えて持って帰る。自宅で器を探す。毎日水を替える。そして最後は、分別を考えながら片づける。この手間を想像しないまま贈ると、負担のほうが大きく残ります。
「お花をもらっても嬉しくない」は、受け取る方の心の持ちようではなく、贈り方の見立ての話です。「お花とはそういうもの」で片づけず、そう感じさせてしまう側に、実は出来ることがあります。

嬉しくない。の正体は、お花ではなかった
「お花はいらない」という言葉の中身を分けてみますと、お花の姿かたちそのものを嫌っている方は、ほとんどいません。引っかかっているのは、たいてい次のあたりです。
- お引っ越しの間際:荷造りの最中に届くと、置き場所が決まらないまま、運ぶものをひとつ増やしてしまいます。
- 花瓶がない:いただいたその日に、器を探すところから始まります。空いた瓶で代用しても、収まりがつきません。
- ご出張が多く、家を空けがち:留守の間に届けば、玄関先で待つことになります。帰るころには、いちばんよい姿を過ぎています。
- ご高齢のかた:水を張った花瓶は思いのほか重く、持ち上げて水を替えるのは手や腰に響きます。
- お花になじみがない:何をどうすればよいのか分からないまま置いておくうちに、申し訳なさだけが残ってしまう。
- ペットがいる:猫のいるお宅では、ユリの仲間は口にすると危険です。届いたお花を、猫の届かない場所へ移すところから考えることになります。
- 持ち帰りが大変:電車や自転車での道のり、そのまま二次会や勤め先へ戻る予定。花束を抱えたまま動けない時間が、思いのほか長く続きます。
並べると難しく思えますが、どれも花を選ぶ段階で先に手を打てることばかりです。「あの人は花が嫌いだから」と急ぐ前に、どんなことで困りそうか、一段だけ具体的にしてみてはどうでしょう。
お花の「負担」が「喜び」に変わるタイミング
例えば、お仕立てや色より先に、届くタイミング(日取り)で決まってしまうことがあります。とくに次の4つのタイミングは、受け取り方がまるで変わります。
- そのまま出かける日:食事会や旅行の前に渡すと、お花はしばらく袋の中で過ごすことになります。
- 帰りが遅くなる日:夜更けに持ち帰ると、器に移すまでに間があきます。翌朝の姿は、その分だけ変わります。
- 仕事が立て込んでいる時期:月末、決算期、年度替わり。手を掛ける余裕のないときに届くと、お花のほうが気がかりになります。
- 記念日から、ずれて届く:当日に間に合わないと、嬉しさより先に、間に合わなかったことのほうが目に立ちます。
この4つは、お花の中身ではなく日取りの決め方がポイントです。花以想では配送希望日をご指定いただけます。お相手の都合のよい日を聞いてからのご注文が、いちばん確かです。正午までのご注文で最短翌日にお届けできますので、ぜひご検討ください(北海道・中国・四国・九州へは最短3日後です)。
言葉で語れないことを、お花が伝えてくれます
花以想では、お花を「花は気持ち。だから素直に喜んでほしい」とは考えていません。ただ、「ありがとう」も「おめでとう」も、口に出すと軽くなってしまう場面があります。そこにお花がひとつあると、言葉の足りない分を引き受けてくれる。そういう場面を、店頭で幾度も見てきました。
そして必ずしも生花でなくていいとも考えています。生花の終わり方が苦手なら、水やりのいらないプリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーもいいでしょう。大切なのは、お相手の暮らしに合う形を選べること。そこがお花を贈ることの自由さだと思っています。
困りごとは7つ。解消できるお花の選び方
先に挙げた7つに、お作りするときどんな気を遣っているか。まとめてみました。
| 困りごと | お花の選び方 | 花以想での対応 |
|---|---|---|
| お引っ越しの間際 | 日を改める。荷ほどきが済み、置き場所が決まってから | 配送希望日をご指定いただけます |
| 花瓶がない | 花束ではなく、吸水スポンジを仕込んだ器ごと贈れるアレンジメントに | アレンジメントのお花/フラワーボックスのお花 |
| ご出張が多い | 自宅ではなく勤め先へ。あるいは在宅の日に合わせる | お届け先・配送希望日をご指定いただけます |
| ご高齢のかたへ | 持ち上げずに済む器付きにし、低く小さめにとどめる | 大きさはご相談いただけます |
| お花になじみがない | 手入れの少ないお花にし、扱い方を添える | お花には取扱説明書を入れています |
| ペットがいる | 猫のいるお宅では、ユリの仲間を避ける | 使用しないでほしい花をリクエストできます |
| 持ち帰りが大変 | その場で渡さず、自宅や実家へ直接お届けする | 全国へお届け(正午までのご注文で最短翌日) |
とりわけよくあるケースが、次の3つです。手渡しをやめて配送に切り替える。日取りをお相手に合わせる。花束をアレンジメントに替える。「相手にとって何がちょうどいいか」という視点が、お花を「負担」から「喜び」に変えます。

アレンジメント MSサイズ
器に生けた状態で届きます。花瓶も水のご用意もいりません。高さ30×幅30センチ。
11,000円(税込)

バスケットアレンジメント Mサイズ
かご付きで安定します。ご高齢のお相手へ選ぶ方が多いお仕立てです。高さ40×幅35センチ。
9,800円(税込)
お花になじみのない方へは、お菓子やお手紙を添えて、贈り物全体の重さを分ける手もあります(持込ギフトの同梱サービス。A4・3辺合計60cm以内・厚さ5cm以内は無料、配送希望日の3日前必着)。
また色に迷ったら、お相手が普段身につけている服や小物、アクセサリーの色が手がかりになります。「あの方のカバンが深い緑だった」というだけでも、ご予算と17色の中からご提案できます。猫のいるお宅へ生花を贈るときは、ご注文の前にLINEでお声がけください。
男性へのお花は、ご家族と暮らしているかがポイント
男性へのお花のご相談は、このところ増えています。気にされるのは、たいてい受け取った後のことです。仕事の鞄と一緒に花束を抱えて帰れるのか、家に花瓶はあるのか。ここは、お相手が誰と暮らしているかで、見え方が変わります。
渡したあとに起きることは、だいたい次の3つです。
- 大きさ:丈の長い花束ほど、抱える角度に気を遣う時間が長く続きます。鞄を持った手で改札を通ることになります。
- 人目:勤め先やお店の中で渡すと、周りの視線が集まります。受け取った方は、喜ぶより先にその場をおさめる側に回ります。
- 花瓶:ひとり暮らしの家に花瓶があることは、あまりありません。もらった花束は、その日のうちに挿す先を探すところから始まります。
ご家族と暮らしているなら、お花の心配はほとんどいりません
この3つは、お相手にご家族がいる場合には、あまり心配は要りません。お花をいただいたり、届いた日の家は、その方ひとりのものではなくなるからです。ご本人がお花に関心のない方でも、ご家族が喜んでくれる。男性へのお花がいちばん喜ばれるのは、このパターンです。「花なんて」と遠慮がちに言っていた方ほど、あとになって家での様子を教えてくださいます。
ひとり暮らしの方へは、器ごと・小さめに
ひとり暮らしや単身赴任の方へ贈るときは、花瓶と水替えの前提を外して選ぶのが確かです。器に生けたアレンジメントや、箱のまま飾れるフラワーボックスなら、置き場所を決めるだけで済みます。また留守が多い方には、勤め先に贈るのも、検討するとよいでしょう。
| お相手の暮らし方 | お届け先 | お仕立て |
|---|---|---|
| ご家族と暮らしている | ご自宅へお届け | 花束でも、器付きでも。ご家族が飾ってくれます |
| ひとり暮らし | 在宅の日にご自宅へ、または勤め先へ | 器ごと飾れるアレンジメント、箱のまま飾れるフラワーボックス |
| 出張・単身赴任が多い | 勤め先へ | 机に置ける小ぶりなもの。持ち運びの目立たない箱の形 |
男性へ贈る色は、青白「インディゴ」のお花、グリーン白「みどり」のお花、黄オレンジ「おひさま」のお花を選ぶ方が目立ちます。迷ったら、お相手が普段使っているネクタイや鞄の色に寄せると、家でも飾りやすくなります。

フラワーボックス(長方形)・グリーン白「みどり」
箱のまま飾れて、持ち運びも目立ちません。幅30×奥行8×高さ11センチ。
11,000円(税込)
ご注文時には、なぜその方にお花を贈るのかを、一行でも書き添えていただけると参考になります。また、花以想ではメッセージカードを無料で付けることができます。お花だけが届くのと、カードと一緒に届くのとでは、受け取った方の気持ちもまるで違います。言葉に困ったら、花以想で用意している、お花に添えるメッセージ例文をお使いください。
お花をいただくときの、気持ちの伝え方
ここからは、お花を受け取った方(頂いた側)へのご案内です。忙しい方、気を遣う方ほど、いただきものも遠慮しがちですが、お花は贈り主の気持ちの表れです。もし先に伝えることができるなら「いらない」ではなく「こうだと嬉しい」に置き換えてみてはどうでしょうか。せっかくなら、贈る側もあなたに喜んでほしいと思っていますし、贈られるあなたにとっても、「もらって嬉しい」お花になることがいちばんです。
| 避けたい言い方 | 言い換え |
|---|---|
| お花はいらない | お花は嬉しいけれど、次は直接自宅に届けてもらえたら、もっと嬉しい |
| 花瓶がないから困る | 花瓶を持っていないので、器ごと飾れるお花だと助かる |
| うちは猫がいるから困る | 猫がいるから、ユリの入っていないお花だとありがたい |
| 好みじゃなかった | 白と緑のお花が好きなの。今度その色でお願いしてもいい? |
そしてもうひとつ。お花をいただいた後は、よかったところをひとつだけ伝えてください。「あの白いお花、香りがよかった」「思ったより長くもった」「ピンク好きだから嬉しかった」。小さな会話の中に、感想や自分の好みやリクエストを入れると、次回のプレゼントやお花に活かしてもらえるかもしれません。
お花をいただくときのリクエストの仕方 5例
- 「持って帰るのが少し大変だったから、次はお店から家に届けてもらう形でもいい?」
- 「大きなお花より、テーブルに置ける小さめのお花のほうが、うちだと長く楽しめると思う」
- 「水替えが続けられる自信がなくて。手入れのいらないお花もあるみたい」
- 「お花と一緒に、一言だけカードを入れてもらえると、もっと嬉しい」
- 「もらった日にすぐ出かける予定だと持ち歩けないから、日にちだけ先に教えてもらえると助かる」
なかなかないケースかもしれませんが、もしご家族や親しい関係なら、あらかじめ贈り主に希望を伝えておいてくださると、そのリクエストがご予約時に花屋にも伝わりますから、よりご用意がしやすく、届くお花はあなたの暮らしに合ったものになります。

花以想へよくいただくご質問
相手が花瓶を持っていません。それでもお花を贈れますか。
アレンジメントをお選びください。吸水スポンジを仕込んだ器ごとお届けしますので、受け取った方は箱から出して置くだけで飾れます。花瓶も、水のご用意もいりません。
男性にお花を贈るのは、おかしいでしょうか。
おかしくはありません。ご家族と暮らしている方なら、ご自宅へお届けするのがいちばん確かです。受け取りも水替えもご家族の手で済み、飾られた状態からご本人が目にします。ひとり暮らしの方へは、人前での手渡しと持ち帰りを避け、器ごと置ける形を選ぶと、受け取る方の手間がほとんどなくなります。
以前「お花はいらない」と言われたことがあります。贈ってもよいでしょうか。
その言葉には、たいてい理由があります。持ち帰りが大変だったのか、飾る場所がなかったのか、猫がいて置けなかったのか。理由が分かれば、お花の形を変えることで解けることがほとんどです。器の有無や大きさは、LINE・お電話・メールでお聞かせください。
相手が留守がちです。お届けの日はどう決めればよいでしょうか。
在宅の日は、贈る方からお相手に聞いていただくのが確実です。お相手の都合は花以想からは確かめようがなく、ここだけはお手数をおかけします。お花は温度と時間の影響を受けますので、確かに受け取ってもらえるかどうかで、届いたときの姿が変わります。どうしても聞けないときは、ご相談ください。分かるところまでお知らせいただければ、ご一緒に考えます。
届いたあと、相手が扱いに困らないでしょうか。
お花には取扱説明書を入れていて、そこに花以想の連絡先を書いています。受け取った方から直接お問い合わせいただけますので、贈ったあとのことまでご心配はいりません。
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「嬉しくないかもしれない」と迷ったまま、贈るのをやめてしまう前に。器の有無、大きさ、色、お届けの日。お相手の暮らし方を聞かせていただければ、喜びに変わる形でお仕立てします。メッセージカードは無料、200字まで手書きで、お花と一緒に全国へお届けします。お祝いのお花を見る/器ごと飾れるアレンジメントを見る/LINEで相談する

この記事を書いたひと
フラワーギフト専門店 花以想 (はないも)
花を以って、想う。2002年フラワーギフト通販サイト 花以想を開業。以来24年、お祝いからお供えまで、「品質・安心・信頼」を柱に、想いの伝わるフラワーギフトを日本全国へお届けしています。花を選ぶ、色で伝える、言葉を添える。マナーに詳しいスタッフと熟練のフローリストが、あなたの贈る気持ちに、丁寧に寄り添います。
花以想について
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