お供え花のマナーとタブー|宗教・時期別に選ぶ花の色

Posted on 2025/05/03
お供え花のマナーにそって白と淡い紫でお作りしたお供えのアレンジメント

お供え花のマナーで、ご注文のときにいちばん多くいただくお尋ねは「これで失礼にならないか」です。宗教が分からない、時期に合っているか自信がない、避けたほうがよい花があると聞いた。結論から申しますと、決めていただくのは時期とお届け先の二つだけで、色は時期でおおよそ決まります。宗教別・時期別の配色から、避けたい色合いまで、毎日お作りしている花屋の立場からお伝えします。

決めていただくのは、時期とお届け先の二つです

お供えの花選びは、決めごとが多いように見えて、実際にお伺いするのは二つだけです。残りは、その二つからこちらで組み立てます。

項目どなたが決めるか中身
時期お客様ご逝去直後/四十九日/一周忌/三回忌以降/お盆・お彼岸/月命日
お届け先お客様斎場・寺院/ご自宅/お墓
花の色花屋時期に合わせて17色から配色します
大きさ花屋置き場所に収まる段をご案内します
立札・カードの文言花屋贈り主のお名前とご関係だけお知らせいただければ整えます
着日と受け取り時間花屋斎場名・寺院名と日程だけお知らせいただければ確認します

ご不幸は前もって分かるものではありませんので、何も決まっていない段階でお声がけいただいて大丈夫です。ご逝去の直後でしたら急なご訃報・枕花のお供え花、時期が過ぎている場合は四十九日のお供え花からご覧いただけます。

宗教で変わるのは、花の色と添える言葉です

宗教によって変わるのは、お花そのものよりも配色と、立札・カードに書く言葉です。白を主にした配色は、どの宗教でも角が立ちません。

お相手の宗教主になる色立札カードで使わない言葉
仏教(一般)白「ブラン」グリーン白「みどり」「御供」+贈り主のお名前
浄土真宗同上「御供」+贈り主のお名前ご冥福
神道白「ブラン」を主に表書きを入れず、贈り主のお名前のみ冥福/成仏/供養
キリスト教白「ブラン」にグリーン白「みどり」立札は使わず、カードのみ冥福/成仏/供養/お悔やみ

お相手の宗教が分からないままご注文いただいて大丈夫です。白を主にした配色でお作りし、カードの文面も、どの宗教でも角の立たない言い回しでご提案します。ご遺族に宗教をお尋ねになる必要はありません。言葉の使い分けは「ご冥福をお祈りします」は宗派によってNG?に、キリスト教式のお花はキリスト教式の献花・お供え花にまとめています。

時期で変わる、お供えの花の色

お供えの花色は、贈る時期でおおよそ決まります。白一色でなければ失礼、ということはありません。時期が進むほど、淡い色を添えてよくなります。

時期主になる色添える色
ご逝去〜四十九日白「ブラン」グリーン白「みどり」
四十九日〜一周忌淡い紫「ふじいろ」淡いピンク「さくら」
三回忌以降・命日・月命日淡いピンク紫「モネ」クリーム「きなり」
お子様・ペットへ水色ピンク「ファミリア」黄オレンジ「おひさま」

お盆・お彼岸や毎月のご命日は、四十九日を過ぎているぶん、色を入れてお作りすることが多くなります。故人がお好きだった色も、主役にせず白の中に添えると、場に収まったまま気持ちが伝わります。17色の一覧は色で選ぶ花ギフト、時期ごとのお花は一周忌のお供え花初盆・新盆のお供え花命日・月命日のお供え花でご覧いただけます。

避けたい色合いと、外してお作りできるもの

「これは避けたほうがいいと聞いたのですが」というお尋ねも、よくいただきます。お供えで使わないのは、赤一色の鮮やかな色合いと、紅白の取り合わせの二つだけです。そのほかに気になることがあれば、お申し付けいただければこちらで外してお作りします。

気になること花以想の対応
棘のある花材が入っていないかお申し付けいただければ、棘のある花材を外してお作りします
香りが強くないか仏間はこもりますので、香りを抑えたお仕立てにできます
花粉が落ちないか花粉を取り除いてお届けします
色が派手になっていないか時期をお知らせいただければ、こちらで配色します
ご高齢の方・お子様・ペットがいるご事情をひとこと添えていただければ、それに合わせてお作りします

花材そのものに「贈ってはいけないもの」があるわけではありません。お相手のお宅の事情に合っているかどうかだけです。ご自身で花材を調べていただく必要はありませんので、気になる点をそのままお伝えください。

お仕立ての違い(アレンジメント・一対・プリザーブド)

お供えのお仕立ては、大きく三つです。受け取る方に手間が残るかどうかで選び分けていただくと、迷いが少なくなります。ご自宅宛なら花束よりアレンジメントです。花束は花瓶が要りますが、弔事の場面では花瓶を出して水切りをする余裕はなかなかありません。

お仕立て向いている場面受け取る方の手間
アレンジメントご自宅・斎場・法要の会場器付き。届いたその日にそのまま置けます
仏花一対お墓参り、仏壇へのお供え左右対称の2束。花立にそのまま納まります
プリザーブドフラワー留守がちなお宅、遠方のご仏前水やりが要りません
ご自宅の仏壇の脇に置くお供え・お悔やみ用アレンジメント MSサイズ

お供え・お悔やみ用 アレンジメント MSサイズ
高さ30cm×幅30cm。時期を問わずお使いいただける器付きで、ご自宅宛にいちばん多く選ばれています。
11,000円(税込)

お墓参りと仏壇のお供えに使う左右一対の仏花 MSサイズ

仏花一対 MSサイズ
1束あたり幅20cm×高さ40cmの2束。お盆・お彼岸のお墓参りにお持ちになる方に選ばれています。
7,700円(税込)

水やりの要らないお供えのプリザーブドフラワー仏花 蒼空

プリザーブドフラワーの仏花「蒼空」
幅18cm×高さ26cm。遠方のご仏前や、留守がちなお宅へお贈りになる方に選ばれています。
15,800円(税込)

お墓参り・仏壇の仏花一対を見るお供えのプリザーブドフラワーを見るお供え・お悔やみの花の一覧を見る

大きさは、置き場所で決まります

お供えの花でいちばん多いご相談が、大きさです。ご自宅宛なら仏壇の脇に置けるかがひとつの目安になります。

置いていただける場所大きさ目安
ご自宅の仏壇の脇、玄関高さ30cm×幅30cm11,000円(税込)
お墓の花立一対(1束 幅20cm×高さ40cm)7,700円(税込)
床の間、寺院・法要の会場高さ40cm前後14,300円(税込)
斎場の供花台、法人名義・連名高さ40cm×幅40cm以上19,800円(税込)〜

斎場や法要の会場は天井が高く、ご自宅で見るより一回り小さく見えます。供花台に他家のお花と並ぶため、高さ25cmでは離れて見たときにほとんど目に入りません。会場宛は、ご自宅宛より一段上の大きさをお選びになるといいでしょう。置き場所が分からないときは、お部屋やお仏壇の写真を一枚LINEでお送りいただければ判断できます。予算からお選びになりたいときは予算で選ぶ花ギフトもご覧いただけます。

お届けと、届いたあとのこと

着日で気をつけたいのは、早く着きすぎても困るということです。斎場はお通夜の前日には受け取れませんし、ご葬儀の当日、ご自宅にご遺族はいらっしゃいません。斎場宛はお通夜の3〜4時間前、ご自宅宛はご葬儀の翌日以降が安全です。法要の会場宛は当日の午前着でお届けします。

  • 最短のお届け:正午までのご注文で当日発送、最短翌日着(北海道・中国・四国・九州は3日後が最短)
  • 送料:全国一律1,200円(税込)。夏季・寒冷地はクール便代400円が加算される場合があります
  • 立札・メッセージカード:無料。カードは200字まで、スタッフの手書きにも対応します
  • 同梱:自筆のお手紙もお花と一緒にお届けできます(同梱のサービス/5万円未満・金品を除く・配送ご希望日の3日前まで)
  • ご相談LINE・お電話 10:00〜15:00(火曜定休)

届いたあとのお手入れは、器のスポンジを湿った状態に保つだけです。取扱説明書と品質保証書を同梱していますので、ご遺族が迷われることはありません。ご出荷後には、お作りしたお花の画像をメールでご報告します。お客様のご感想はお供えの花のお客様のお声でご覧いただけます。

よくある質問

斎場宛はお通夜の3〜4時間前、ご自宅宛はご葬儀の翌日以降、法要は当日の午前着が目安です。斎場名・寺院名と日程だけお知らせいただければ、受け取り時間もあわせてこちらで確認します。

ご注文いただけます。白を主にした配色でお作りすれば、どの宗教でも角が立ちません。カードの文面も、角の立たない言い回しでご提案します。

左右対称に2束(一対)でお供えになるのが一般的ですが、1束でも構いません。仏壇の花立に合う長さでお作りしますので、お墓参り・仏壇の仏花一対からお選びいただけます。

生花が基本ですが、ご遺族のご意向次第で問題ありません。お仏壇のあるお宅が留守がちな場合や、遠方でお手入れの手が届かない場合は、お供えのプリザーブドフラワーをお選びになる方も増えています。

斎場・寺院へお届けするなら立札、ご自宅へお届けするならメッセージカードが一般的です。どちらも無料でお作りします。文面はお供え花に添えるお悔やみの例文集からお選びいただけます。

お作りできます。お墓の花立にそのまま納まる長さの一対でお届けします。お盆・お彼岸の時期はご注文が重なりますので、お日にちに余裕をもってお知らせいただけると確実です。

お供えのマナーは、覚えていただくものではありません。店でお受けしていて思うのは、細かい決まりごとよりも、届いた日にご遺族が手を合わせられるかどうかのほうが、ずっと大切だということです。時期とお届け先だけお知らせいただければ、あとはご一緒に決められます。


フラワーギフト専門店 花以想

花を以って、想う。2002年フラワーギフト通販サイト 花以想を開業。以来24年、お祝いからお供えまで、「品質・安心・信頼」を柱に、想いの伝わるフラワーギフトを日本全国へお届けしています。花を選ぶ、色で伝える、言葉を添える。マナーに詳しいスタッフと熟練のフローリストが、あなたの贈る気持ちに、丁寧に寄り添います。
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