言葉にすれば想いは届き、言葉にならなくても想いは伝わる

Posted on 2025/08/14

一般的には、例文などを引用した手紙言葉もおすすめですが、贈るシーンによっては、いつもあなたが使っている、あなたらしい言葉で、語り掛けるように書くと、より互いの関係性が身近に感じられ、想いもまっすぐに届くでしょう。

例えば、少し疲れている友人に、香りのやわらかな淡い色の花束を贈る。その花を受け取った瞬間に、あなたからの「大丈夫?」という気持ちが、自然と伝わります。

とはいえ通販の花ギフトは、必ずしもお客様からの希望、リクエストがあるとは限りません。そこで発揮するのが「想像力」です。私たち花屋こそ、お客様の「言葉にならない想い」を想像し受け止めることで、お届け先にも「想いの伝達」をすることが出来ると思っています。

言葉以外で想いを届ける工夫はいろいろあります。花以想ではメッセージカードやお手紙サービスのほかにも、贈った後も使えるアイテムを「プチギフト」としてご用意しています。

心に寄り添う、手元に残る、プチギフトはいかがですか

これまでにもお伝えしてきたように、私たちは、贈り主の想いを尊重しながら、花で「想いを伝えること」そして「言葉にならない想い」を花で表現することを大切にしています。私たちが日ごろから、お客様のご相談に耳を傾けるのは、花を贈るにいたった背景や関係性に寄り添うことで、その人らしい花贈りをしてほしいという思いのあらわれです。

フラワーギフト専門店 Hanaimo 店主 鈴木咲子

インテリア系専門学校に進学後、進路転向し花の世界に。ドイツ人マイスターフローリストに師事。2000年に渡独、アルザス地区の生花店に勤務し帰国後、2002年 フラワーギフト通販サイトHanaimo開業。趣味は読書、文学に登場する植物を見つけること。高じて『花以想の記』を執筆中。2024年 5月号『群像』(講談社)に随筆掲載。一般社団法人日本礼儀作法マナー協会 講師資格。