敬老の日と子供たち

Posted on 2025/09/17
フラワーギフト通販 Hanaimo(はないも)

フラワーギフト専門店 Hanaimo(はないも) スタッフ
Hanaimoスタッフです。フラワーギフトの制作、SNSの投稿やお客様のサポートをしています。

こんにちは。スタッフの岡武です。

9月に入っても蒸し暑い日が続いていますね。ですが、花屋に勤めていると、日々お花を通して季節を感じることができるので、なんだか得した気分になります。

さて最近では、秋のお花がたくさん入荷して店頭の景色も変わりました。先日の敬老の日は、実店舗のこめてにも沢山のお客様がお花を買いに来てくださいました。

中でも、子供が自分でプレゼントするお花を選んでいる姿が微笑ましかったです。

「この花は、おばあちゃんにあげる!」「この花は、おじいちゃんにあげる!」

と1本ずつ好きなお花を選んでいた女の子や、おばあちゃんにあげる花束を「自分で選びたい!」という、小学生の男の子もいました。

その彼が選ぶお花は、赤、青、黄色、紫などはっきりとした色合い。お花が決まり、最後に「ラッピングペーパーは何色にする?」と尋ねると、迷わず「水色!」と指を差し、また仕上げのリボンもオレンジに決まりました。

迷いなく花を選ぶ彼に、色を選んだ理由を聞いてみると「ピンクという感じのおばあちゃんではない」とのこと(笑)。すると、となりにいたお母さんも「おばあちゃんぽい花束になったね」と笑っていいました。

出来上がった花束は個性的。でもその花を見て、その男の子にとってのおばあちゃんがどんな方なのか、なんとなく想像ができました。また日頃からおばあちゃんと接しているからイメージがはっきりあるんだな。なんて思いながら、一生懸命お花を選んでいた姿を、彼のおばあちゃんに見せてあげたくなりました。

ケイトウ 花言葉「おしゃれ」「個性」「気取り屋」「風変わり」「色あせぬ恋」

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フラワーギフト専門店 Hanaimo 店主 鈴木咲子

インテリア系専門学校に進学後、進路転向し花の世界に。ドイツ人マイスターフローリストに師事。2000年に渡独、アルザス地区の生花店に勤務し帰国後、2002年 フラワーギフト通販サイトHanaimo開業。趣味は読書、文学に登場する植物を見つけること。高じて『花以想の記』を執筆中。2024年 5月号『群像』(講談社)に随筆掲載。一般社団法人日本礼儀作法マナー協会 講師資格。